今が旬

最近よく聞く《菊芋》
どんな味なのか、食べてみました。

秋の終わりくらいから見かけるようになって
葉が枯れてくる１１月ごろから３月までが
収穫の時季のようです。

芋なのか？

菊芋とは
北アメリカ産のキク科ひまわり属の多年草。
別名アメリカイモ、ブタイモ、エルサレムアーティーチョーク、
などと呼ばれていて、世界中に外来種として広まっているそうです。

つまり・・・

イモではないわけで、
球根だそうです。
8月くらいに花が咲くそうで
黄色い菊のような花が咲くのでその名がついたらしい。

スーパーフードといわれるのは

• 天然のインシュリンといわれる「イヌリン」が成分の60％をしめる

• 食後の血糖値の上昇を緩やかにする

• ほかのイモに比べ炭水化物が少ない

• 利水作用があり、むくみや小便不利等の改善が期待できる

• 清熱涼血作用があり、熱による便秘の改善が期待できる

等々の効能が期待できるとのこと。
ただし、妊婦や授乳中の方、糖尿病の薬など服用されている方は
注意が必要な場合があるので、医師等に相談してください。

とはいえ、
低糖質で低カロリー、カリウム含有量も比較的多く
体内の塩分を排出する作用もあるので、
血圧を下げる効果も期待できるそう。

最近では、
「菊芋チップス」や「菊芋茶」なども販売されてますよね。
生でも食べれるのですが
天ぷらや、サラダ、みそ汁やスープにするとおいしいそうです。

きんぴらにしてみた

≪　材料　≫
菊芋　・・・　150ｇ～200ｇ
人参　・・・　1/2本
みりん　・・・大さじ　2
醬油　　・・・大さじ　1
鷹の爪　・・・少々
油　　　・・・大さじ2
ごま　　・・・少々

≪　作り方　≫
1　菊芋は土をよく落とし、斜め薄切りにして千切りにする
2　人参も斜め切りにして千切りにする
3　鍋に油を大さじ2入れて鷹の爪を軽く炒める
4　3に、菊芋と人参を入れよくいためる。
5　火が通ったら、みりん、醬油を入れ味を調える
6　器に盛り、胡麻を振る

味も香りもごぼうに似てます。
少しごぼうより柔らかいかな。
そういえば、ごぼう茶もイヌリンがありましたね。
ちなみに、ごぼうは、キク科ゴボウ属です。