【紅茶NO.6】≪レシピ1≫旬の葡萄で”シェルパティー”
秋を感じて
立秋を過ぎても
秋らしくとは、なかなかいきませんが、
秋の果物は少しずつ、店頭に並ぶようになってきました。
まずは、ぶどうを使ったレシピをご紹介しましょう。
シェルパー
「シェルパー」とは、ヒマラヤ登山の道案内役の人々。
険しい山を登る為に
荷物を運び、道案内をしてくれる人のことです。
彼らは、登山の途中で
熱い紅茶に赤ワインと砂糖、
そして、山に生えている野葡萄を潰していれて飲んでいました。
からだをあたため、葡萄でビタミンCを補給するためのようです。
実は、薬膳的にも優れていますよ。
シェルパー・ティー
茶葉 ： ダージリン アッサム ウバ など
ぶどう ： 巨峰 ピオーネなど ５～6粒
≪淹れ方≫ 2杯分
1 2杯分の茶葉と、2粒くらいの葡萄をくし形に切ってティーポットに
入れる。
2 沸騰したお湯を入れ、3分蒸らす。
3 温めておいたティーカップに、薄切りにしたぶどうをいれる
4 3分たったら、カップに注ぎ入れる
＊好みで、赤ワイン、ラム酒などを少々入れてもよい
＊甘さがほしいときは、グラニュー糖を少し加える
ぶどうの薬膳効果
五味／五性 ： 平 / 甘 酸
帰 経 ： 肺 脾 腎
主な作用 ： のどの渇き 虚労 筋肉の疼痛 むくみ 目の疲れ
利尿効果 安胎 補肝腎
体 質 ： 気虚 血虚 水毒
＊気を補い、血を補う
＊特に、強筋骨の効果があるので、疲労回復の効果が期待できる
山に登る為に、筋肉に作用することや、
気を補い、血を補う作用があることを
知っていたのですね。
すばらしいことです。
アイスティーにする
2倍の濃さの紅茶を入れて、
（2杯なら茶葉をテイースプーンに4杯、お湯は2杯分）
炭酸で割って飲んでも美味しいですよ
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