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青森市にある鉄道で行ける温泉、浅虫温泉に行ってみた

まとめ

 浅虫温泉は、青森市東部にあり、青森駅から青い森鉄道で20分で行ける温泉地。道の駅ゆ~さ浅虫、永井久慈良餅店、鶴亀屋食堂で美味しい地元グルメや地元土産を購入したり、浅虫水族館で観光など日帰りでも楽しめるスポット。

鉄道で行ける温泉

 青森駅から青い森鉄道で20分。日帰りでも充分楽しめます。陸奥湾に浮かぶ島々の景色、本州最北端の水族館である浅虫水族館、海水浴場などレジャー施設も充実していることから、「青森の奥座敷」、「東北の熱海」とも呼ばれてます。平安時代初期に発見されたときは、入浴ではなく布を織る麻を蒸すためだけに使われていました。ここから、「麻蒸」という地名になりました。平安時代末期、傷ついた鹿が湯浴みするのを見て村人に入浴をすすめてから利用されるようになりました。時代を経て漢字が変化し、「浅虫」になったといわれています。泉質は主に塩化物泉で効果が期待されています。

道の駅ゆ~さ浅虫

 地下にレストラン、1階はお土産屋さん、5階は温泉がある道の駅。浅虫温泉辺りでとれた農産物、魚介系を扱う直売所も兼ね備えています。温泉は、42.5〜43℃の熱湯、41〜42℃の温湯があります。窓の向こうに広がる陸奥湾。雄大な景色を眺めながら温泉に浸かってボーとしていると身体が温まり、癒やされます。血行が良くなることで疲労回復し、頭の中も整理されてリフレッシュされます。タオルは用意されてないため、館内の売店で購入が必要。フェイスタオルには、「ゆ~さ浅虫」の文字が書かれており、お土産にもなります。

アクセス

営業時間 5階展望浴場 7:00~21:00(最終入場20:30)
                  1階土産売場 9:00~19:00(一部17:30まで)
定休日  無休
入浴料  中学生以上360円、小学生160円、幼児(2~6歳)70円
アクセス 浅虫温泉駅から徒歩7分

浅虫水族館

 青い森鉄道浅村温泉駅から徒歩10分。レトロな
 陸奥湾の海中を再現した水槽が見処。水中トンネルもあり、陸奥湾に入ったかの感覚になります。ホタテなど、貝類の養殖が盛んな陸奥湾の環境を知ることができます。特に、ホタテの養殖の展示が詳しいです。ホタテガイが出荷されるまでの展示だけではなく、地元で食べられるホタテ料理などから地元の人方々との生活を知ることができます。ホタテ、ホヤなど貝類は実際に養殖されているように展示されています。陸奥湾の生物はメバル、ヒラメ、アブラツノザメなど多種多様。養殖網の近くで住み着く魚もいて、ホタテやホヤを狙ってるような目つきで迫っています。アザラシ、アシカ、イルカも水族館で展示されており、イルカショーやお食事タイムが人気です。他にも、十和田の自然を再現した水槽もあり、青森県の水環境を学ぶことができます。青い森鉄道の往復きっぷ付チケットなど、お得なチケットも揃ってます。

アクセス

営業時間 9:00~17:00(最終入場16:30)
定休日  無休
入場料  高校生以上1030円、小中学生510円
アクセス 浅虫温泉駅から徒歩3分

鶴亀屋食堂

 浅虫温泉で人気の食堂。メディアにも度々登場します。名物は、マグロ丼。10、15、20切れとサイズが1100円ごとにアップしていきます。中盛でマグロとごはんが同じくらい、大盛は、ご飯よりマグロが多くなります。上から見ると、ごはんが全く見えず、赤一色。横から見ると、マグロが山のように盛られているのがはっきりわかり、写真映えします。 今回はサービス品の青森県産マグロの中落ち丼2200円。上から見ると中落ちで埋め尽くされています。3分の1はマグロで埋まっており、夏のマグロは、脂より赤身の旨味が強く、さっぱりしています。青森のマグロを食べるなら秋が一番です。1〜7月はマグロがとれないため、塩竈、長崎など美味しいマグロの産地で対応しています。マグロ以外にも地元でとれた地魚を使った定食も食べられます。


営業時間 11:00~15:00(L.O.14:30)
定休日  無休
アクセス 浅虫温泉駅から徒歩5分

永井久慈良餅店

 1907年創業の浅虫温泉名物の久慈良餅を購入できる和菓子屋さん。創業者の出身地、鰺ヶ沢から持ち込んで浅虫温泉を代表するお土産に発展しました。創業当時、日露戦争から帰国した負傷した軍人が療養に訪れていました。しかし、当時の浅虫温泉は、これといった名物が何もありませんでした。そこで、創業者が故郷の鰺ヶ沢から名物鯨餅の製造を持ち込み、食べやすいように改良を加えました。評判よく、100年以上経った今では、浅虫温泉の名物になりました。
 鯨餅は山形県北西部に位置する新庄市が発祥と言われています。名前の由来は、諸説あり、保存が効くことから”久しく持つ良い餅”だといわれ「久持餅(くじらもち)」という名が付いたという説、大きさをくじらに例えた説、見た目がくじらの皮付きの脂身を塩漬けにした塩くじらに似ていた説などあります。やわらかく、あんこは甘さ控えめでクルミのアクセントが良いです。1本500円(税抜)で販売されています。米粉をこし餡、砂糖などと混ぜて蒸し上げて完成。
 柔らかいうちはそのまま美味しく食べられますが、そのまま放置していると固くなります。固くなった場合は1cm幅に切り、フライパンやオーブントースターで焼いて食べたり、袋のまま5分程度ゆでて冷水で冷やして食べるのがおすすめです。焼くことによって、香ばしい風味が、ゆでることによってできたての味が楽しめます。賞味期限が製造から1週間と短いです。
 他にも板かりんとう、対岸の道南産の昆布の粉末をふんだんに使用した昆布羊羹、煉羊羹も販売中。昆布羊羹も久慈良餅と並び、青森ならではのお土産です。

アクセス

営業時間 7:00~18:00(L.O.14:30)
定休日  12月31日、1月1日
アクセス 浅虫温泉駅から徒歩5分

 行楽の秋、青森旅行にオススメの温泉です。青森市中心街から電車で行くことのできる温泉に浸かって疲れを癒やしたり、水族館などレクリエーションを楽しんだり、陸奥湾でとれた新鮮な魚を味わったり、お土産を購入したり、さまざまな方法で日帰りで楽しめます。クルミ

参考文献


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