調べる|HSS型HSPから見える世界 #2

身の毛がよだつ思いをしたのは、生まれて初めてだった。こういう感覚なのか。

『HSS型HSP』を検索して調べたときのこと。


HSS(High Sensation Seeking)型 HSP(Highly Sensitive Person)の特性

ページには、こう書かれている。

「刺激に敏感なのに刺激を求めてしまう」
「刺激がストレスとなるため、一人の時間を持つことで体力を回復する」

他のサイトも見てみる。こう書かれている。

「社交性が高いが、一人の時間とマイスペースが必要」
「疲れているのにさらに刺激を受けて疲れ果ててしまう」


まるで、見ず知らずの誰かに自分の内面が見透かされているような。そんな気味悪さが襲ってくる。

しかし何故か、調べることを止められず、ついに診断サイトを開いてしまう。何故か。

−−−数分後−−−

「診断結果:あなたはHSS型HSPである可能性が高い」

まあ、そうだろうな。
気質の解説を読んだ時点で予想はついていた。
その後、いくつかのサイトで試してみたが、どれも同じ結果だ。


しばし呆然とする。
そして、自分の中に湧き上がってくる何かに気付く。
幼少期から現在に至るまでの、当時 腑に落ちなかった出来事の数々が、ふつふつと蘇り、そして次々と合点が行く。
ずっと見つからなかったパズルの最重要ピースが突然目の前に現れて、瞬く間にパズルが完成したような感覚だ。

これまでの出来事を振り返って、答え合わせをしてみる。

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