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季節労働から考える、生きるということ

#おてつたび を使って、初めての季節労働をしています。

3週間、ホタテ漁のお手伝いです。

朝3時に起きて、日が昇る中を仕事するのもなかなか気持ちがいいものです。

お昼にはもう8時間勤務しているわけですから、日向ぼっこしながら共同生活をするおてつびとや同じく住み込みで働きに来ている方々と一緒にのんびりしたり、のんびりしたり、のんびりしています。

今回は季節労働と生きるということについて書いていきます。

仕事とは?人生とは?など、何かを考えるきっかけになるといいなと思います。

季節労働という生き方

おてつたびも含め、こういったところに集まる人たちは本当にいろんな人たちがいて。

早期退職した50代の元先生。バツイチママさんマッサージ師。介護士からの7年全国で季節労働をしてる人、ずっと季節労働している人、東京から宮古島に移住してそこを拠点に季節労働している人、3ヶ月勤務して2ヶ月休暇の船乗り娘などなど。他にもいろんな人たちがいます。

年中仕事があるわけではないけど、農業、漁業なら収穫時期や植え付け時期、ホテルや観光地は繁忙期、長期休暇など。スポットで人手が必要で、働き手が不足してる地域や仕事場は思っているよりもずっとたくさんあるみたいです。

それをやり続けていれば、季節労働でも仕事がなくならないなと思うし、贅沢しなければ食いっぱくれることもありません。

いいな、と思います。

体を動かすこと、いろんな場所に行くこと。そういう生き方がわりとぼくも好きです。

海、山、川など自然、1日に3本しか走らない電車、コンビニもスーパーもない田舎、季節、景色、観光地、その土地にある食べ物、もらえるたくさんの野菜や魚。

自分の日常にはなかなかないものが、誰かの日常には溢れていました。

本当に多様な人たちが、生きている

自分という生き方は、自分にしかできません。

同じ職場やまったく同じ仕事をしていたとしても、それは確かに違う人生です。

季節労働をしている人たちは、先にも書いたようにいろんなバックグラウンドを持っています。

季節労働をしているから共通点はたくさんありました。

「愛媛のみかんに行った!」「自分は和歌山のみかんも行った!」「利尻昆布は行ってみたいよね。」「山形のさくらんぼも面白そう。」

今、たまたまここで一緒に季節労働をしているだけで、他にもいろんな経験があるわけです。

やっぱり、いいなと思います。

ましてやほとんどが共同生活になるわけなので、その人の素性も含めいろんなことを知れるし、普段感じることのできないいろんな感覚を出会えます

きっと世の中には、もっといろんな、多様な人たちが生きているんだなと当たり前のことを、当たり前のように思い知らされます。

世界は、とても、とても広いです。

どんなふうにも生きていけるな、と思う

そう思います。

どう生きたっていい。言葉で言うことは簡単です。

それには勇気がいります。挑戦が必要です。

でも、何の気なしに(とてもいい意味で。ぼくはそういう人たちが好きです)みんなが壁みたいに思っているものをひょいっといとも簡単に飛び越えていってしまえる人たちもいるんです。

まず、それを知ることからなのかもしれません。

そういった意味では、おてつたびは期間も1週間〜2週間など割と短期の求人もあり、就職前の学生や転職の合間など、ひょいっとやってみている人もいるのでおすすめです。

おてつたび以外にも、あぐりナビタイミーなど、いろいろ地域のお仕事を探せる方法はあるみたいです。

ぼくもまた珍しい生き方をしています。

ときどきこうしておてつたびなんかをしながら、自転車で400km走ったり、書く仕事やカウンセラーをしています。

まだ何も思い浮かんでいませんが、これから何をしていこうかもいろいろと考えてみています。

どんなふうにも生きていけます。

あとはやりたいかどうか。何をしたいかどうかなのかなと。

思っているよりもずっと、ぼくらは自由みたいです。


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