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『355』見た直後の雑記

MOVIX三郷でスパイアクション映画『355』を見ました。


いい意味で期待通りのハイクオリティな女性スパイグループ映画だった!

テロ組織に奪われたデバイスをCIAのエージェントのメイスが取り戻そうとするもあるトラブルに合う。そこでメイスの友人であるMI6のハディージャと組み、デバイス奪還の任務に。

これは面白い。
敵だったエージェントが仲間になり、
詳しくは書けないがそうでない者と意外な関係になったり…。
結果的にはポスターやフライヤー、予告編の通り女スパイグループ355が結成される。
CIAとMI6、ドイツのBNDとコロンビアのDNI、そして中国MINISTRY(中華人民共和国国家安全部)が手を組んで大暴れだけど、そこに至るまでが丁寧で見事。
後半は組織に、男性に騙された女たちの復讐劇。


個人的に評したいのはスパイグループとして、個人個人の個性がしっかりしている。1月に公開した『ザ・ミスフィッツ』で強盗集団「ミスフィッツ」を描きながらピアース・ブロスナン以外はあまり目立ってないし、中途半端だった。
それは今回は
ジェシカ・チャステインがアクションとリーダー、
ルピタ・ニョンゴがIT班とアクションも少々、
ダイアン・クルーガーがジェシカ・チャステインと被るかと思いきや専門は爆発物、
ファン・ビンビンは中国人らしくやや格闘アクションが得意。
そしてペネロペ・クルスのみアクションは素人のセラピストという設定で、この弱点のような特徴もちゃんと生かされていた。

二転三転のストーリーに、数々の作戦、アクションなど、本作のみで終わるには勿体ない。是非ともシリーズ化して欲しい。

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