夏の暑さも徐々に薄れてきている傾向と共に
売れていなさ過ぎて私の生命すらも
薄れてしまうんじゃないかと思ってしまう程の
現在全くと言っていいほど売れていない芸人が日々送るにつれ思ったことなどを書き起こす
糞エッセイ

お気に召さない方はスキとフォローだけして閉じてください。

やっぱり私は芸人辞められないな

そう思える出来事があった

普段の芸人として底辺を足を引きずりながら歩いているようなエピソードを求めている方には申し訳ない

少しと言うよりも
かなり嬉しい出来事があった

さっさとオチが欲しくなる気持ちも分かるが
あくまで芸人なのでフリの部分から書かせてもらう

ここ最近結構メンタルに来るような出来事があった

記事にも書き起こしたが
初めてお客さんのアンケート欄に「死ね」と書かれたり
ネタ直後に原因不明の超高熱が出たり（コロナではなかった）
今月は大金をはたいて月12本程犯罪者でも出れるようなフリーライブに出て
その度にほぼ滑り散らかし
夏真っ盛りなので私の部屋にはありとあらゆる虫が出まくり
とてもじゃないが心が休めるような時間はほとんどなく

ざっくり言うとかなりしんどかった

しかし
このしんどい状況が一撃で打破されるような出来事があった

事務所のネタ見せオーディションに受かった

分からない人に向けて言うと

今の私の状態は

事務所に所属出来るか否かのオーディションライブに
参加できる権利を得た状態
で、まだ所属と言うわけではない

ただ以前もこのような記事を書いた時があったが
その時とはあからさまに違う点が一つある

ネタ見せの際にべた褒めされた

未だにその光景が脳裏に焼き付いているのだが
ネタ見せを作家さんにした際に
その作家さんが

「このネタに関しては言う事何もないね」

と言ってくれた

ネタ見せの合否判定が出るまでは果たして
どっちの意味合いで捉えたらいいのか分からなかったが
受かった今なら言える
その作家から見て本当に文句の付け所が無いネタだったんだと

しかもこのオーディションライブは以前の記事で書き起こした
事務所と同じで過去に一回出ているからこその
顔を知られているという利点もある

更に
オーディションライブの出番が

大トリ

私以外に11組近くそのオーディションライブに参加するのだが
普通ピン芸人をトリに持っていくことはほとんどあり得ない
可能性としては十分に所属があり得る状態だ

褒められたことで自信を持った状態で挑める

前回のオーディションライブから受からなかった半年間が報われた瞬間だ

こんなに主人公みたいな展開が合っていいのだろうか
人生の風向きが少し吹いてきたのではないのだろうか
なんだか本当に受かっちゃいそうな気がしている

オーディションライブまではしばらくある
コロナにだけはかからないように今日も全力で生きる

今日まで私は売れていない、しかし明日はもっと面白い私に出会える、明日は売れる、明日から売れる。