神崎たくや

理学療法士10年目(整形クリニック) 理学療法士を一度辞めて海外留学へ いまは東京在住…

神崎たくや

理学療法士10年目(整形クリニック) 理学療法士を一度辞めて海外留学へ いまは東京在住 世の中の真理を探求することが好きです 哲学/読書/英語学習/お金の話

最近の記事

技術・知識が大事か?優しさが大事か?について

理学療法士として 10年間ほど生活してきて 技術・知識よりも、患者さんを思う心が大事だよ! という言葉に聞き覚えがあります まだまだ、経験年数10年そこらの ヒヨッコなわたしの意見ですが そもそも、技術・知識とマインドセットを 比較すること自体がベクトルがズレているのだと思います プロであれば 技術・知識・マインド面も全て マネジメントすることが当たり前です 技術がなくても、 患者さんを思う気持ちがあればいい とか、そんなわけはありません 仕事の本質は クライア

    • 必要以上の貯金は「学習の放棄」である

      今回お話することは 人生を攻略するためのお金の使い方です 結論から言うと 「貯金」に執着すると人生詰みます 貯金残高が増えたところで 世の中を生きていく能力が上がるわけではありません 貯金額が増えただけは無力です お金はあくまでも、価値交換権(券) 有効に使わないと宝の持ち腐れです 老後のために貯金したとて 若いうちにお金を有効に使ってこなかったら 老後はただ貯金を減らし続けるだけの毎日 そんな人生の方が害悪です 生きているだけで貯金額が減っていき 体力がなく、

      • 専門性は大切だけど、沼にハマりすぎると「ジリ貧」になる

        専門性の沼にハマりないようにしましょう 独りよがりのマニアックはジリ貧になります 陸上10種競技の元日本チャンピオン武井壮さんは 日本チャンピオンになっても 生活が変わらなかったことで 「どんなにクオリティが高くても 社会に求められてないと収入につながらない」 と悟ったそうです わたしもかなり共感しました 理学療法士だけではなく いわゆる専門職と呼ばれる領域の 落とし穴のような問題です 専門分野を極めるって 男性に多いのかもしれないですけど どんどん深みにハマって

        • 新人理学療法士1〜2年目は副業するべきではない、と思う理由

          お世話になってます 神崎たくやです わたしは理学療法士の生存戦略について Noteに書き記しております 以前にこんな記事を書きました たくさんの「いいね」、ありがとうございます タイトルの通りなのですが わたしは理学療法士1〜2年目は まだ副業をするべきではない。 と考えてます ネットでの情報発信も「部分的」に控えるべきかと 副業という選択肢を知っておくのはいいと思います   1〜2年目のセラピストは ●結果を出せる理学療法を提供できているのか? ●担当して

        技術・知識が大事か?優しさが大事か?について

          シン・理学療法士 複業時代の生存戦略

          いつもお世話になっております 神崎たくやです 「シン・理学療法士」というタイトルをつけてみました あの特撮映画のパロディです ちなみに、今回のシンの意味は 新・真・進とかの意味を込めてます 価値観は時代ともに変化し続けます もちろん理学療法士の働き方も変化します このNoteというプラットフォームで 情報収集されていたり 情報発信されている方は もうすでに耳タコでしょう 年金は期待できない 副業が当たり前の価値観で生きている もっと自己を高め続けたい 1つ

          シン・理学療法士 複業時代の生存戦略

          円背姿勢、すり足歩行にもメリットはある

          今回お伝えしたいことは、 ・目でみえている「形だけ」にとらわれてはいけない ・何ごともメリットもデメリットが存在する この2点です 具体例として 「円背姿勢」と「すり足歩行」を選んでみました 臨床現場では、 背中をまっすぐにして足を上げて歩きなさい という指導をされる人もいるはず でも、その指導が本当に適切なのでしょうか? かえって状態を悪くしていこともあるのではないでしょうか? 高齢になれば、 円背とすり足歩行が出現する確率は高くなります 不思議ですね 誰

          円背姿勢、すり足歩行にもメリットはある

          理学療法士が、いまこそ新一万円札「渋沢栄一」を学ぶべき理由

          「渋沢栄一」は 2024年7月から一万円札の肖像画になる人物です 具体的に何した人かというと ちなみに約500ほどの会社設立に関わっています 日本の実業界の父とも言われています 渋沢栄一の考え方を知ると お金を稼ぐことが 巡り巡って目の前の患者さんを救うし 自分の家族を守る のようなマインドが磨かれます 副業、起業、フリーランス活動が 増えてきている理学療法界隈でも まだまだ お金に嫌悪感を持っている人が多いです ・お金を稼ぐことは悪いこと とか ・でき

          理学療法士が、いまこそ新一万円札「渋沢栄一」を学ぶべき理由

          スマホ、ネット学習の理学療法士へのデメリット

          スマホ、ネット、Youtube、ブログ そしてnoteなど ネット社会が発達して いろんな情報を得る手段が生まれてきました これはかつて人類史上になかった 「情報革命」です わたしたちが1日に触れる情報量は、 江戸時代の1年分 平安時代の一生分 と、いわれています そして、ネットが発達した現代で 最近の理学療法士事情で思うことは 【情報を断片的に捉えてしまう人】 が、非常に多くなったと思います とくに断片的な情報で満足しまうのは 「ショート動画」が流行したり

          スマホ、ネット学習の理学療法士へのデメリット

          壊し屋セラピストになっていないだろうか?

          理学療法士10年やってます 神崎です 「やり方は人それぞれ」 「1つのアプローチ手法、手技にこだわるのは問題ある」 「まずは教科書通りのアプローチを〜」 そんな声もセラピストの現場で 耳にすることも多々あります たしかに多様性を重視されて よかれと思って若手を厳しく指導したりすると パワハラの烙印が押されるこのご時世 正直に言ってしまうと 臨床3年未満の若手セラピスも 経験年数10年越えの中堅でも 50歳に近いおじさんセラピストでも あきらかに原理原則を無視した 間

          壊し屋セラピストになっていないだろうか?

          患者対応に慣れが出ているときが、自分を見直すタイミング

          理学療法士10年やってます 神崎です 今回は自分へのメッセージです 自分自身への戒めでもあります どんな仕事でもそうなんですけど 「慣れ」が出てくると 人間は思考が止まるようにできています そりゃ新人のころに比べると 知識と経験を得られているし 結果も出やすいのは間違いないと思います しかしながら、 「慣れ」というのは良い面もあれば 裏返してかんがえてみると オートメーション化してしまって 「思考が止まっている」という側面もあるはず 人間の脳は全重量の2%しかな

          患者対応に慣れが出ているときが、自分を見直すタイミング

          給料が増えないから勉強しない。これ貧乏マインドです

          理学療法士10年やってます 神崎です 給料が増えないから勉強しない。 と、言い切る人がいます これって、非常に危険な考えです。 似たような言い分で 「時間がないから勉強しない」という場合もあります しかしですが、 「時間がないから〇〇しない〜」とは言っても ぼーっとスマホを触っていたり テレビを見ている時間もあるかもですね そのような時間を 自己投資に充てるのも 一つの選択肢ではないのでしょうか 時間もお金も無いからこそ勉強する、という選択 ひとつの考え方として

          給料が増えないから勉強しない。これ貧乏マインドです

          自分のQOLと向き合い、初めて他人のQOLも考えられる

          医療従事者は「QOL」という言葉をよく使います QOLとは、(Quality of Life)の略語で 「生活の質」という意味ですね いくら長生きしても 体や精神的に苦痛があったり やりがい、自分らしさが 人生の充実感を感じられなくなってしまいます QOLを上げるというのは、 人間をただ生かしているだけではなく その人らしい「自己充実感」を実感するほかないですよね いまでも覚えている恩師の言葉 わたしは理学療法士になって10年あまりが経ちます 臨床1年目の右も

          自分のQOLと向き合い、初めて他人のQOLも考えられる

          自己投資しない理学療法士は、就職面接に私服でいくようなもの

          理学療法士になって10年が経ちました 10年間でいろんなセラピストと出会いました どの病院、施設でも 大きく2パターンのセラピストにわかれます ①自己投資をして思考・技術を磨くセラピスト ②給料を趣味だけに使って、先輩の見よう見まねで乗り切るセラピスト どんな生き方もアリだと思います ただし、お金をいただく以上 どんな職業でもプロ意識はぜったいに必要です つまり、顧客(患者)の要望には プロとしてお応えしてなんぼです もちろん、無理要望はできないと きっぱりと根

          自己投資しない理学療法士は、就職面接に私服でいくようなもの

          人は変わるが、変えることはできない

          普段、病院で理学療法士として働いていると、このように感じることがある それは、 人は変わることができるけど、変えることはできない ということ 表現の仕方を変えると 自分を変えることができるけど、他人を変えることは難しい ということです 他人の習慣を表面的に 「それは問題だから変えましょう、辞めましょう」なんか言ったところで、長年の思考習慣は書き換えることはほぼ不可能 とくに高齢者は日常のルーティンが完全しているので、いまさら変えましょうってのもだいぶ厳しい だから何

          人は変わるが、変えることはできない

          理学療法士は「打ち出の小槌」のような仕事だと思う

          お世話になっています 東京の整形外科クリニック勤務しています 10年目の理学療法士 神崎たくやです わたしはが、つくづく理学療法士の未来は明るいと確信しております ただし、"条件付けで"です ブログやYoutubeなどで 「理学療法士 将来性」 「理学療法士 給料」 というキーワードで検索していたり ついついド派手文字のサムネイルにクリックしたくなることはありませんか? 何を隠そう、わたしも気になって ついついクリックしてしまいます だって、きになるじゃないで

          理学療法士は「打ち出の小槌」のような仕事だと思う

          理学療法士はリハビリバカになってはいけない

          理学療法士は「リハビリバカ」にはなってはいけません なんだか誤解を招きそうなタイトルで申し訳ありません 「リハビリバカ」になってはいけないという言葉は わたしが新卒1年目の頃に当時大変お世話になっていた 某学会の理事クラスの理学療法士の大先輩に言われた言葉です いまでも覚えているくらい すごく印象的なメッセージだったのです 「リハビリバカになってはいけない」という意味は 理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の専門の勉強だけやって 自己満足で完結はしてはいけませんよ、という

          理学療法士はリハビリバカになってはいけない