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断酒 アルコールをやめると最強になれる

こんにちは。
今回はタイトルにもある通り断酒。アルコールをやめると最強になれる。について書いていきたいと思います。私の体験や考え方で皆さんの人生がより豊かになれば幸いです。
この記事を読んでくださる方は少なからずお酒をやめたい、または飲む量を減らしたいと思っている方かと思いますので少しでも役に立てればと思います。

お酒をやめようと思ったきっかけ

まず私の普段の飲酒量ですが週に一度たくさん飲むといった飲み方をしていました。
昔は週に3日くらい500mlを2〜3本飲んでいましたが翌日の仕事がつらくなってきたので
仕事がある平日は飲まないようにして週末に500mlのビールとハイボールを5本か6本飲むといった飲み方をしていました。
他にも月に1回か2回、飲み仲間と外に飲みに出ることもありました。
一度の飲み会で一件目は居酒屋などに行き二軒目、三軒目はバーに行ってカラオケなどで盛り上がり一晩で2万〜3万円くらい浪費していました。
飲んだ翌日は100%二日酔いで週末の休みを無駄にしていました。
またお酒を飲むと肌が乾燥していつもどこかしらに痒みがありました。

そしてふと、お酒を飲むと楽しいけどなにか色々なものを無駄していないか?考えるようになりアルコールに対して疑問が増え知識をつけていくうちに、お酒を飲むのはやめようと思い断酒を決意しました。

アルコールは合法麻薬?

みなさんアルコールに対してどんな印象をお持ちでしょうか?
テレビCMやドラマ等でプハーッと気持ち良さそうに飲む姿を見てアルコールに対して「楽しい」「明るい」「爽やか」なイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか?
ですが現実ではドラマのように主人公が仕事終わりに居酒屋で深酒をした翌日、切り替えてハツラツと働くなんてことやCMのように美男美女のタレントが冷蔵庫にギッシリ入ったビールを飲み干すなんてことはなく、深酒した翌日は二日酔いでまともに働けませんし、冷蔵庫にギッシリビールが入っているような人は美男美女ではありません。
これはテレビ番組のスポンサーがアルコール飲料の会社のため番組の中にアルコールへの良い印象を視聴者に与える演出を入れなければいけない契約になっており、CMはアルコール飲料のものにしなければなりません。
昔から日本ではアルコールに寛容な国で外国人が日本に来ると夜のゴールデンタイムにお酒のCMが行われていることに驚く人も多いそうです。
また人体への健康被害よりアルコール飲料企業や飲食店からの莫大な税金を優先せざる得なくなってしまっている状態なのです。
私たちは国や企業にお酒をのむことを当たり前とするように知らず知らずのうちに洗脳されていっているのです。

こちらをご覧ください。

精神科医による薬物の有害性についての投票


まずアルコールは世界的みてに薬物です。それが合法か違法か。それだけの差なんです。そしてこの表をみると違法薬物である大麻のほうがアルコールより安全とされる位置にいます。なにが言いたいかと言いますと法律で禁止されていないから安全なものとは限らないのです。

アルコールは飲み過ぎなければ大丈夫?

お酒は少量なら体に良い。と言われたことありませんか?
また「酒は百薬の長」と昔から言われているからね。などと思っていませんか?
残念ながらそれは間違いです。
近年の論文でアルコールは少量でも健康被害があると言われていますし、百薬の長も大昔、中国の新王朝の皇帝が発したお酒を国民に広めるための一節であり全く根拠もありません。


お酒をやめると最強になれる

ここまでネガティブな話ばかり続きましたがここからはお酒をやめると起こる良い出来事を書いていきます。

1.睡眠の質が上がる
睡眠の質が上がることで昼間のパフォーマンスが向上。平日は仕事が捗るし休日は家事に買い物、趣味に家族サービスなど行動量が段違いに。

2.集中力、記憶力、注意力が回復
アルコールによって機能が低下した脳も1ヶ月〜2ヶ月程度で回復。全てにおいての思考力がアップします。歳をとると一年を速く感じるなどといいますがそれは思考力が落ちているからで酒をやめると充実した一年を送ることができます。
それでも子供の頃よりは速く感じてしまいますが。

3.ドーパミンやセロトニンの分泌が正常に戻る
幸福物質と呼ばれる物質の分泌量が正常に戻るため何気ない出来事に幸せを感じることができるようになります。
皆さん食事に誘われたらお酒がないと物足りないと感じたことはありませんか?それか現在の飲み友達とシラフで食事したいと思いますか?
シラフでも一緒にいたいと思える人が本当の友人です。
お酒を覚える前は友達と一緒にいるだけで楽しくありませんでしたか?
もし心当たりがあるならあなたの幸せはお酒に支配されいてお酒以外で幸せを感じにくい脳になってしまっています。
脳がアルコールに支配されると例えばギャンブルで勝つ、大きな買い物をするぐらい強い刺激でないとドーパミンが分泌されず日々の暮らしがつまらなく感じてしまうのです。
お酒を飲めば手軽にドーパミンが分泌されるので飲みたくなるのです。
またアルコールに脳が侵されるとセロトニンも分泌されにくいのでストレスが溜まりイライラすることも増えてしまいます。
お酒をやめるだけで精神状態が安定します。

4.感染症にかかりにくくなる
お酒を飲むことでアルコールの分解に体力を使ってしまうので免疫力が落ちます。
風邪やインフルエンザ、コロナなどの感染症にかかりやすくなります。
お酒をやめると免疫力も元に戻り病気にかかりにくい強い体が手に入ります。

5.お金がたまる
缶ビールや缶酎ハイを仮に一本200円として3本飲めば600円。それにおつまみも買ってしまうとあっという間に1000円はします。
飲み会でも一回あたり6000円はかかりますし、私の場合二軒目、三軒目と一回の飲み会で万単位で浪費していました。
1ヶ月あたりかなり節約になるはずです。

6.肌が綺麗になり若返る。
お酒を飲むとトイレが近くなりませんか?
アルコールを分解するのに大量の水分が必要で体は脱水状態になります。
肌は乾燥してバリア機能も低下するため肌荒れを起こし見た目も悪くなります。
お酒をやめれば一ヶ月ほどで改善し、健康で美しい肌が戻ってきます。

7.時間が増える
お酒をやめることで酔っ払っている時間がなくなるため行動できる時間が増えます。
酔うとそこからはダラダラとテレビや動画鑑賞して寝るくらいしかできません。
お酒をやめると夜ご飯を食べた後でも運転できますし、趣味や勉強にも時間を使うこともできます。
二日酔いとも無縁になりますので休日はより家事や趣味、家族との時間にあてることができます。

8.自分の周りの人が幸せになる
あなたは自分がシラフのときに酔っ払いと会話して楽しいですか?
私はたまに酔っ払いの相手をすることくらいならかまいませんが頻繁にとなると正直うざくなってきます。もし家族なら会話も減りますしそれぞれ自分の時間を過ごすようになって大切な家族が離れていってしまいます。
自分は酔っていてもまともに会話できると思っているのは本人だけかもしれません。
お酒をやめてまともな会話ができれば家族の時間も増えて笑顔も増えるはずです。

いかがですか?
お酒をやめれば最高の生活が送れるような気がしませんか?
細かく分析すればここにも書いていないメリットがまだまだたくさんあります。


具体的な断酒の仕方

正直私はお酒なんて簡単にやめれると思っていました。しかし断酒に何度も失敗しましたし、かなり難しいことだなと実感しました。
そして私は少なからずアルコールに依存しているんだと認識しました。
私のアルコール依存性のイメージはお酒を昼から飲んでいたり、飲まないと手が震えたり汗をかいたり幻覚を見たりと、そんなことを想像していました。実際にそういう人もいるでしょうが私自身そんな症状は一切ありませんでした。

本気でやめたい方は以下の方法を参考にしてください。

1.お酒の印象を自分の中で最悪にする
これまでも散々書いてきたようにお酒は人間に良くありません。それを自分の中に刷り込みましょう。少しでもお酒は良いものだと思っていると断酒後必ずくる渇望に勝つことはできません。
最初のうちはテレビを見るのもお酒のシーンばかりなので良くありません。
まずマインド作りから頑張ってください。

2.断酒を諦めない!
断酒の苦しみには必ず終わりがあります。
断酒後一番辛いのは最初の2週間でそこまで耐えると猛烈な渇望のサイクルはだんだん緩やかなものになっていきます。
ただ、少量でも飲んでしまうとその一番辛い2週間が再スタートします。ですので飲むとずっと辛い思いをしなければなりませんので飲まないでください。
もう一度言います。断酒の苦しみには必ず終わりがあります。

3.初期は飲みたくなったらメシ食って寝る
飲みたくなるのは仕事終わりが多いのではないでしょうか?特に頑張った日。落ち込んだときなど帰り道に今日は飲もう!ってなりませんか?
人はお腹が減ってるときと疲れているときに飲みたくなるように出来ています。
飲みたくなったらとりあえず何かお腹に入れましょう。少し収まるはずです。
そのうち飲まない生活に慣れていきます。

4.好転反応を理解する
断酒をすると体が正常に戻ろうとする反応をします。
寝つきが悪くなったり体がだるく感じたり、毎日がつまらなく感じたり。
アルコールに慣れきった脳はアルコールが体に入ってこなくなるとそれまでアルコールによって分泌されていた幸福物質などかストップしてしまいます。時間はかかりますが人間の体はアルコールを飲む前のクリーンな状態に戻ろうと働いてくれますのでその喪失感や焦燥感はいずれ薄れてなくなっていきます。それを理解しあなたの理性で耐えるのです。

5.どうしても飲みたくなったら最悪の出来事を思い出す
いつも飲んでいるようなシチュエーションになったとき、ふとどうしても飲みたくなって自分に甘い考えがよぎります。
その時私がやっていたのは翌日、二日酔いになって昨日飲むんじゃなかったと後悔している自分を想像します。
できる限り思いつくお酒を飲んで後悔したときの事を具体的に想像します。
どうしても飲みたくなるような気持ちも断酒を継続していけば薄れてなくなっていくので頑張って乗り切ってください。

6.酒飲み仲間とは距離を置く
職場や友人などあなたの近くにも酒が大好きな人はいると思います。
酒好きの人はあなたの断酒を必ず否定します。
そして甘い言葉を吐いてあなたの決意を揺るがせます。
「◯◯くんは変わらなくていいよ。」
「意識高いね。何目指してんの?」
「一生飲まないなんて人生損してるね。」
など。
そもそも酒好きに酒を否定するとその人を否定しているかのように受け止められるので断酒の話はしないことをおすすめします。
しかし酒好きでも距離を置けない。置きたくない人もいますよね。
そういった場合は
•この後運転しなければならない
•明日朝早いから飲めない
•健康診断で肝臓の数値が高かった
など適当な理由で酒を飲めないことを伝えましょう。まともな人であれば聞き入れてくれます。
断酒は公言してもいい事はあまりないのでひっそりやりましょう。

7.運動する習慣をつけよう
私たちの脳にドーパミンとセロトニンにを分泌させるさまざまな方法がありますが私のおすすめは運動です。
運動でも軽いウォーキングからジョギングなど有酸素運動が特におすすめです。10分くらいでいいのでやってみて下さい。
普通に筋トレもオススメです。
少しハードルは上がりますが学生時代にやっていたスポーツの社会人チームに入るなんかも楽しみながらできる方法のひとつです。
運動すると飲みたい気持ちも紛れますし何より健康になります。


いかがでしたでしょうか。
お酒によって奪われたお金と時間と健康を取り戻すチャンスだと捉えてもらうと嬉しいです。
そして私の体験から少しでもあなたの人生が豊かに、そして幸せになってもらえると嬉しく思います。

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