リベラルアーツ

リベラルアーツとは悩みから抜け出す、または悩みにはまらない為に必要なものだと思っている。

悩みから抜け出せないのは苦しい。同じような事をぐるぐる考えて、集中力を欠く事は本当にイライラするし、生産性が低く、嫌になる。

悩みから抜け出せないのはなぜだろう。論理的に考えれば、自分の思考の限界から来ていると思う。悩みは「自分の頭」で発生しているものなのだから。

では思考の限界を拡張するものがリベラルアーツだと思う。世界的ベストセラーを年間4冊読んでいる。色々なジャンルの本を読んだ結果、自分の思考が随分広がった。例えば、ホモデウスは今まで読んだ本の中で最長の時間軸で我々ホモサピエンスの歴史と未来予想を教えてくれた。視点の高い本や自分が普段経験しない異次元のジャンルの専門家の世界的ベストセラーの良書を沢山読む事で、自分の考え方が随分広く、柔軟になった。大きな視点を得ると、悩みが殆どなくなった。また、心がネガティブに反応する事象にも、大きな視点で理解し、冷静に見れるようになった。

昔は、フリーとリベラルの違いが分からなかった。どちらも「自由」と訳されており、本当に違いが分からなかった。今では分かる。フリーとは物理的な制約の有無だ。この時間は仕事をしなければならないとか、この日は休みだとか。一方リベラルアーツは思考の自由さを与えてくるものだ。良書を継続的に詠む事で、リベラルアーツとは心を自由にしてくれる大切な技術だと自覚した。これがあれば、どこでもいつでも、希望を持って、何にも縛られず生きられる。リベラルアーツは一生かけて学びたいと思わせる魅力がある。やめられない。

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