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社会人になって6年目に差し掛かっています
わかっているけどもう新人ではない
後輩が沢山できて、
なんなら人事として新入社員のお手本になり指導をしていかないと立場に

後輩たちと接する中で
一番頭を悩ませるのは後輩に注意をするとき
小さなミスを指摘するぐらいならいいのだが
大きな問題が起こった時、彼らにどんな言葉を伝えるか、、、
とても、、、、悩む

あまり感情的にならない性格なので
怒鳴ったり、声を荒げてりはできない
場合によってはしなければいけないのだろう
自分もしてもらって、学んで来たことが沢山ある
時には辛辣な言葉を頂いて、心が折れてしまいそうなった事もあるけれど
数年経った今でもその言葉は心に刻まれている
今だに夢に出てくる、、、トラウマぐらい、、、しっかりと刻まれている
その言葉のおかげで今も頑張れている

でも、私には
そん風に相手に心にダイレクトアタックはできない
なら彼らの心にどんなふうに言葉を残せばいいだろうか

そもそも、叱るという行為はどういうものだろうか
仮の定義を立てて考えてみる

熱で考えるとわかりやすそうだ
何か事故が起きて、大火傷を負わないように
ケロイドが残らない程度の熱を与えて、予防措置をとる行為かもしれない
(もっと沢山の要素がありますがあくまで一つの視点で)

それなら
怒る(キレる)行為は
そもそも為の熱エネルギーが必要になると思う
そして、その熱エネルギーをそのままぶつける事

沸点が低い人は出来事に対し一瞬で沸騰できる
(自分にはできないので、ちょっと憧れる)

沸点が高い人は中々沸騰しないが
日頃から少しづつ熱を溜めて、熱エネルギーを蓄積していく
その過程が見えないため、沸騰した時の温度差が激しく見える
温厚な人が怒ると怖いのこの温度差のせいだろう
(そもそも、そんなに蓄積させるほど迷惑をかけるなという話ですが笑)

沸騰してしまった感情をそのままブチまけると
自分も相手も火傷を負ってしまうだろう

では叱る行為は
沸騰した感情、熱エネルギーを別のエネルギーに変換する行為
いわば火力発電で溜まった熱を、
言葉のエネルギー、心のエネルギー(そんなものはないが)に
変換をして相手に届ける行為なのではいかと思ってみたり

私の場合は
熱エネルギーの蓄積ができない
熱が溜まる前に放熱してしまう
楽天家といえば終わってしまうのだが
熱量を持って伝えなければいけない時に
ぬるま湯にしかならず、相手に火傷の怖さを伝えることができない

この放熱はなぜ起こってしまうのだろうか
言い訳を先にすると
誰かが何か事件が起こした時に、
その子の状況を考えてしまいます
「最近このプロジェクトをやってて大変だったんだろうな」とか
「最近、プライベートで辛いことがあったと聞いたし、それでかな」など
ただ、それはその子の言い訳にはならない
今回ミスをしたプロジェクトも同じ仕事で
プライベートと仕事は切り分けなければいけない
そしてその事をその子に伝えないといけない

おそらく
こうして相手の状況を並べることで、
自ら放熱をしてその子との衝突を避ける
言い訳をしているに過ぎないのでしょう

彼らのためではなく、自分の為でしかないのでは

相手の事を考えて
日頃から熱エネルギーを溜めておかないといけないかな。。。

その溜まった熱エネルギーをどう変換するか
私の火力発電所はどう稼働するべきか

まずは、このミスが起こった原因を推察し
それを問いかける必要があるだろう
管理ミス?
目的の喪失?
報連相不足??
どれが問題だったのかを一緒に考える
でも、この時点ではどちらかというと
熱が冷めてから行うべき事かもしれない

この熱エネルギーは
やっぱり熱いうちに伝えないといけない
その熱量を持って
そのミスについて、最悪の場合どんな事が起こるのか
70〜100℃ぐらいで火傷を負うのか
1000℃も10000℃も物体が降りかかる大惨事になるのか
それを伝える必要がある

そして、その惨事はどれだけの範囲に影響を及ぼすのか
私とその子だけの問題なのか
もしかしたら、他の仲間も火傷を負うかもしれない
あってはならないが、仲間を超えた範囲にも火傷をさせてしまうかもしれない
取引先や協力をしてくれている関係者
最も辛いのはお客様
自分の行動の先には必ず相手がいる
その相手の被害を与えてしまう
与えてしまってからでは、もう遅い
その怖さを教えることが
叱ることなのかもしれない

感情的になって、自分が彼らの火傷の原因になってはならない
火傷の怖さを教え
そうならないための解決を手助けする

それが本当に私が先輩として行わないといけないことなのでしょう
私の発電所をフル稼働させなければ


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