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メンタルトレーニングに関して①


こんにちは宇田です😊🎾


スポーツメンタルトレーニングとは、選手や指導者が競技力向上の為に必要な心理的スキルを獲得し、実際に活用できるようになる事を目的とする、心理学やスポーツ心理学の理論と技法に基づく計画的で教育的な活動です。


あるテニスコーチは、「試合とは緊急サイレンが
なっている状態にいるようなものであり、緊急事態の連続である。こういった中で実力を発揮するには、体力×技術だけではなく、心理的なトレーニングを十分積んでおく事が大切です。」と
言っています。


長い前置きですが、簡単にいうと…
「テニスだけやってても勝てないので、色んな状況を想定して、気持ちの準備をしっかりしてね👍」という事です(笑)


①メンタルトレーニングには
2つの方向性がある


1つ目は、運動前後における精神状態を
コントロールする為の心理的スキル(対処法)を
獲得する為のもの。

代表例は、呼吸法、リラクゼーション法、目標設定法、サイキアップ、セルフトークなど。


2つ目は、選手の人間的成長を援助する事で
勝負の考え方を熟知させ、欲や迷い恐れ、不安などを軽減させるもの。


具体的にはカウンセリングや認知療法、催眠、交流分析などの心理療法を応用しつつ、物の見方、考え方、競技に対する挑戦の仕方の構築、再構築をしていくトレーニングです。


②メンタルトレーニングで実施する事


1.目標設定をする。

自分の目指す競技レベル、具体的な成績についての目標を明確にして、達成できる順序を立てて行きます。やるべき事を自覚し、達成するビジョンを描く。


2.ピークパフォーマンスの分析

自分の心理的な能力がどれほどのものであるか、今どの状態なのか、を把握する方法。
また、試合の時の状態を知り、書き込み用紙や質問紙を使って振り返り、イメージトレーニングやリハーサルに活用する。


3.リラクゼーショントレーニング


過度の緊張状態や競技に対する不安への対策。
競技直前に起こる過緊張や不安を軽減する為のトレーニング。具体的には呼吸法や筋弛緩法などがある。
技術的な練習と同じように毎日行う事が大切である。


4.イメージトレーニング

練習や試合場面を想定してその視覚像や筋運動感覚をリアルにイメージする。試合の流れ、会場の雰囲気などをあらかじめシュミレーションし、競技中のあがりを少なくする為の集中力を保つ為の方法である。

3,4のトレーニングは密接に関連し合っていて、イメージトレーニングを行うときに歯リラクゼーションのテクニックを用いて、心身ともにリラックスした状態を作り出してからの方が効果は高いとされている。


5.心理的コンディショニング


練習日誌がひとつの方法である。試合までの心理状態をピークに持っていく為の調整法を習得する。心を整える習慣作りを行い、何をしなければいけないかを明確にします。



次回の記事に続きます。


ありがとうございました🎾💪


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