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パーキンソン病の鍼の本数


パーキンソン病鍼治療に少しデータが揃いました。

早い方は第1回目の治療で効果が出るようになりました。

震えや体が固まる固縮などは、治療10回前後で治まる例も出てきました。

1 パーキンソン病は不治の病ではない

最近の治療では第1回目の治療から、鍼の効果が出るようになりました。

比較的初期のパーキンソン病でも目の前で震えが見て取れる程度でも、当日から翌日までに患者さん自身が感じ取れる症状の回善が起きています。

昨年の治療でも以前より効果が早くから出るとは気が付いていましたが、その効果が出るまで早くなって来たように感じます。

2 治療を始めればすぐ変化が現れる

関節リウマチや神経痛の治療でも、これほどの即効性は感じたことがありませんでした。

フェーズⅠ~Ⅲまでの進化論を取り込んだ、治療理論に基ずいた鍼治療になってから、このような治療効果が出てきたのだと思います。

治療する方も患者さんもうれしいことになります。

症状が良くなるとその先は発症となる根本原因治療になります。

東洋医学では限界があるので、それを打破するためには最先端の研究成果を取り込むことが重要になります。

3 進化論と手のひら先生高麗手指鍼

手のひら先生の高麗手指療法では、手のひらにフェーズⅠからⅢまでツボを見つけます。

手のひらには体に見立てれば、組織や臓器のツボが描かれます。

1つの臓器には3つのツボが出てきます。

さらに手のひらを脳とみなしてツボを見つけます。

この治療法は二千年以上の鍼灸の歴史でも初めての治療法です。

脳神経のツボはノジェ式耳鍼法を除けば皆無でしたから、初めてと言えるのです。

そのツボの状態を診断し補にするのか瀉にするのか、鍼を何本刺すかを決めて刺激します。

この鍼の本数決めは今までなかった方法です。

高麗手指鍼でも機械的に鍼を打つ方法はありましたが、診断して打つ方法はありませんでした。

4 完治のために西洋医学の研究成果を取り入れる

症状が消えればその先は二度と発症しないようすることです。

原因究明と再発予防です。

原因究明は東洋医学では難しいと思います。

再発予防には臓腑の治療と、関係する免疫システムの修復強化です。

免疫ついては「手のひら先生の高麗手指鍼療法」では完成しています。

さらに脳の免疫を強化するための方法が、すでに行っていた腰痛治療の方法で行っていたことが分かったことです。

根本治療を追及するためには、東洋医学でも西洋医学でもまだ知られていないホルモン分泌など臓器の知識が必要になります。

難しいことですが、それを知れば治療に関しては鍼治療は意外と簡単になります。

5 古くて新しい鍼治療を目指す

紀元前秦の始皇帝の時代に書かれた源典「黄帝内経素問霊枢」をなぞって来た鍼治療では、現代に現れている多くの病気に対処出来ません。

腰痛肩こり専門治療に留まっています。

ほんの一握りの達人名人と言われる人が、気のパワーと鍼で難病を治療しています。

それでは現在も未来も腰痛肩こり専門治療から脱却できません。

手のひら先生のように進化論を融合させた新しい治療法にならないと、未来は開けないのではないでしょうか。


まとめ

ツボに鍼を刺して治療する単純な治療法も、視点を変えたり新しい理論を取り入れれば、今までにない新たな治療法になります。

サポート頂いたら最先端の医学雑誌と、最先端の進化論本を購入し難病治療研究に役立てる予定です。