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世間と社会の違いとは

きっかけ。

マーケティングの授業を受けてて、世間と社会の違いについて教えられた。
それが以下の画像のようなものだ。

そこでぼくが思いついた文言が
世間は盛り上がるけど、社会は盛り上がるとは言わない。
社会の役には立つけど、世間の役には立つとは言わない。
世間体はあるけど社会体はない。
学校の勉強は世の中(=世間)では役に立たない。(社会では役立つ?)
世間貢献と社会貢献。
世間人と社会人。
というものだ。

辞書的定義は?

『世間』

① 人々が互いにかかわりあって生活している場。世の中。また世の中の人々。 
② 社会での、交際や活動の範囲。 
③ 〘仏〙 〔梵 loka〕 変化してやまない迷いの世界。生きものとその生活の場としての国土(器世間)などがある。 
④ 自分の周りの空間。あたり。 
⑤ 生活の手段。身代しんだい。財産。 
⑥ 人とまじわること。世間づきあい。 
⑦ (僧に対して)俗世の人。一般の人。 
大辞林より

『社会』
①-1 生活空間を共有したり、相互に結びついたり、影響を与えあったりしている人々のまとまり。また、その人々の相互の関係。 
①-2 同種の生物の個体間の相互関係や、それらのまとまり。 
② 同じ傾向・性質、あるいは目的をもつ人々のまとまり。
③  世の中。世間。 
④ 「社会科」の略。
大辞林より

辞書的定義から見出す世間と社会の違い

違いを書くつもりだったが、『社会』の項目の中に世間があった。笑
まさかだった笑

上記を踏まえて僕の考え

辞書的には同じ意味の『世間』と『社会』だが、僕の独自解釈はこうだ。
『世間』は生活している場や生活の手段。身代しんだい。財産。とあることから、活動を提供する場+少しの内容であり
『社会』は集団(ご近所や大学)や宗教のようなものに近く、活動の内容自体を指すものではないかと考える

プラットフォームが世間でコンテンツが社会なのではないかと考えるし、
土台となり情報の平等化以前は変化せにくかった環境が世間で、どこに属するか等が社会なのではないかと考えるし、
Netflixはプラットフォーマーでありながら、少し自社コンテンツを作成しているから世間でNetflixに乗っているコンテンツが世間なのではないかと。
もっと具体的に言うと住んでる地域が『世間』で家族や、会社の人のつながりが『社会』なのではないだろうか。

もっとも、僕は国語の先生でもなければ、日本語を深く考えたことがない。
なんとなくの意味で使っていた『世間』と『社会』だが、改めて的確な使い方ができるようになればよいよ思うし、その機運に少しでも役立てられるなら良いと思う。

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