見出し画像

お寺でピラティス通信・10月12日

こんばんは。
ピラティスインストラクターの寺田マリです。

今日は月に2回の山梨でのピラティスレッスンのお仕事。午前は甲府市の東光寺・如法館にてレッスンを開催しました。

小さい秋みつけた

車を降りて会場に向かう道のりでも、ふと見上げると赤く色づき始めたもみじ。前回よりもずっと深い赤に染まるのをみつけて、日に日に季節は深まっていくのだなと実感。

忙しく日々を過ごしていると見落としがちな小さな変化に敏感になれるのも、この場所ならではなのかもしれません。

画像1

庭園の所々で、赤色が濃くなっている木を見つけました。陽の当たり具合とかによって、自然とグラデーションが生まれて、それがもっともっと重なって、来月の終わりぐらいには庭園がもみじの赤に染まるのです。

東光寺が一番美しく色付く時期を待ち遠しく思いつつもレッスンが始まります。

時にはのんびり、マンツーマンで

今日は親子連れが1組のみ。夜にも別会場でグループレッスンを開催しているので、最近は申し込みが1組のみでも実施しています。

画像2

40畳以上ある広い空間なので、ソーシャルディスタンスは余裕で取れるw窓も開け放して風通しよくしているので、換気もバッチリです。

そんな空間で、スズムシの鳴く声に耳を傾けつつ、のんびりマンツーマンレッスン…とはいかず、お子さんが元気に飛び回り、時折おしゃべりも楽しみながら、一緒に遊びながらのレッスンです。

お子様が遊びに集中している隙を狙って、体の不調に合わせたエクササイズを行なっていきます。

ママの隣に寝そべって、お子さんも一緒にエクササイズを真似っこしている姿がたまらなく可愛かったり。

私の真似をして、エクササイズのお手本を一緒にやってくれるときもあります。それもまた可愛くて、”やっぱり子供のパワーってすごいな!”と感心してしまうほどです。

お子様も一緒だからこその時間も楽しく

小さなお子さんを持つお母さんたちの声として、「子供を連れて、一緒に行けるところが少なくて困る」というご意見をよく聞きます。

以前は私も、お寺での落ち着いた空間でご自身の体に集中しながらレッスンしてもらいたいと考えていたので、大人だけのレッスンとして開催しておりましたが、昨年ぐらいからお子様連れOKのレッスンに変更しました。

幼稚園に上がる前のお子様との時間というのは、とても大変な事もあるけれど、ママと子供がずっと一緒に居られる、”今しか味わえない掛け替えのない大切な時間”でもあるかもしれません。

一瞬、一瞬が成長で、ふとした瞬間も目を離したくないほど愛おしい時間を、出来るだけ快適に安心できる形で過ごせる空間がここだとしたら、それは大切にしなければ…と思います。

掛け替えのない時間を過ごすお手伝いができるなら、とても幸せな事。

子供さんが大きくなった時に、思い出話として語っていただける日が来るといいなぁなんて思ったりしてます。

何より、私自身が一番欲している時間かもしれない

月に2回、お寺に来てピラティスをして、帰りに庭園を散策し、住職とお話をして、ご先祖様の眠るお墓に手を合わせて帰る…

私がお寺でピラティスをする意味を改めて考えてみた時、私自身が一番必要としている時間と空間がここにあるんじゃないかと思う。

地元山梨を離れ活動を続ける自分と山梨を繋ぐ、大切な場所がここであって、ピラティスで生きていくと決めた自分の軸を確かめるようにお墓に手を合わせます。

ご先祖様の前では、自分に嘘はつけません。

”誇れることをして、生きている”…小さい時にずっと面倒を見てくれた祖父母が眠るお墓を前に、自信を持ってそう言える自分でありたい。

しっかり気持ちも整えて、季節の移ろいに心を癒されて、生徒さんとのコミュニケーションで元気をもらい、明日からの仕事も頑張れそう☺️

また次回はどんな季節の色が見られるのか、どんな生徒さんたちの笑顔に出会えるのかを楽しみにしたいと思います✨

今日もお読みいただきありがとうございました




こいつ面白そうなヤツだぜ!と思っていただけたらぜひサポートをお願いします☻今後の活動に活かさせて頂きます☻☻