合わない洋服
8年前、たしか、本との出会いについての投稿を募集していたので書いてみたところ、載せてもらったものです。それまでも、短い文章を書く練習に、何度か送って何度か載せてもらったので、その中の1つだけれど、これはFBの友人が彼女のタイムラインに載せてくれたので、毎年「思い出」のコーナーに出てきては、思い出すもの。
私は、大学に入るまで、ほとんど本を読まなかったけれど、大学入学後は時間があると本を読むようになった。「沈黙」はその最初の方で読んだ1冊だった。その後遠藤周作氏のファンになり、たくさんの彼の作品を読むようになった。
若いころに触れた異文化の影響は大きい。ミッションスクールに通い、キリスト教に触れたことは、自分自身が改宗しようとも、したいとも思ったことは一度もないし、むしろ、決してキリスト教徒になることはないと思っているけれど、私には大きな柱ともいえる軸になっている。
そして、「合わない洋服」との格闘は今もなお続いている。けれども、それなりに合わないまま着ることの楽しみも見つけられているようにも思う。
ただただ、ずうずうしいおばちゃんになっただけかもしれないけれど。
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