酷い‼土地規制法

この土地規制法、随分酷い法律を強行採決させたな、というのが正直なとことです。

国が「緊急事態」を言いがかりにして、勝手に土地を収用できてしまうことに加えて、周辺諸国に余計な緊張を強いる事になると危惧せざるを得ないです。

国の目論見は

恐らく、名護市辺野古沖を収用して、基地建設を強行しようという事なのではないでしょうか。これ自体も、沖縄の人々の生活をより一層脅かすことですので許せないのですが、国際的に見てももっと深刻な事態を招くように思います。

周辺国との緊張⇒国境を跨いだ往来がしにくくなる。

仮に国の狙いが辺野古基地だとすると、日本はアメリカ軍の機能が強化されたと周辺諸国からみなされる可能性があります。日本も海を挟んで隣接している国は何か国かありますし、そうした国が対抗する意味で軍事強化される恐れもあると思います。

そうなってしまうと、国境を越えた隣町への移動がしにくくなるかもしれません。例えば、北海道宗谷地方とサハリンとか与那国島と台湾などがそれに当たります。そこでは、もともと住民同士の往来による相互交流があって、連絡フェリーの復活が模索されているらしいですが、そうした異文化交流の機会を潰すことにもなりかねません。

もちろん、土地規制法がきっかけで周辺国との関係が分断されるような事態にはなって欲しくないですし、政府には運用は慎重にやってもらいたいのですが、国際的な枠組みでどう見えるかも引き続き考えていきたいと思います。

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