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手帳の居場所をつくって仲良くなる

4月を迎え、新生活・新学期シーズンとなりました。
学校では道具を使いやすくするために、それぞれ置き場所が決まっています。
同じように、手帳も「居場所」をつくってあげることで手に取りやすくなります。

今回は家置きの手帳を想定し、使う頻度が高くなる=仲良くなるための3ステップを紹介します。

ステップ1 手帳に筆記用具をセットする

過去記事「手帳・文房具好きのデスク収納」でもふれたように、収納や道具の使い勝手で重要なのが「導線を意識する」ことです。

その観点から、手帳と筆記用具は必ずセットにします。
付属のペンホルダーにさす、なければペンのクリップを手帳に引っかける。
別売りのペンホルダーも多数販売されています。

RPGでも、キャラクターに武器を装備させておけばすぐ戦えます。
同様に書きたいときにすぐ書けるよう、手帳にも書き心地のよい筆記用具をセットするのが第一歩です。

ステップ2 手帳の居場所は「過ごす時間が長い場所」に

リビング、キッチン、自分の部屋、職場や外出先……一日のなかで過ごす時間が長い場所はどこでしょうか。
そこに手帳を置いておくと、距離が近いため自然と手に取る頻度が高くなります。

保存場所としては、出入りのすくない場所に手帳を置いてもよいかもしれません。
しかし人は往々にして、取りに行くアクションひとつすら面倒に感じ、「まあいいか」と後回しにすることがあります。
それでは手帳との距離が開き、書かなくなって放置する可能性が高いです。

理想は、書きたいときにすぐ手に取れる場所。
また、過ごす時間が長いと同時に、安定した状態で手帳を書ける環境がベストです。

ステップ3 手帳が見える「部屋」を用意する

とはいえ、引き出しのなかや見えない収納にしまい込んでいると、手帳が目に入らないため知らずのうちに存在を忘れかけます。

かといってテーブルにそのまま置いていると、家族や同居人に見られたくない、という懸念もあります。

その場合は、手帳や文具専用の「部屋」、つまり入れ物を用意するのはいかがでしょうか。
例として、手帳ユーザーの間で人気のある商品を3点紹介します。

①無印良品 ジュート マイバッグ(A6)

マイバッグのみならず、さまざまな用途で使えるジュート素材のバッグです。

サイズはA6とありますが、縦型のA5サイズがぴったり入ります。
マチも15センチあり、ちょっとしたセットをまとめておくのに最適です。

②無印良品 ウォーターヒヤシンス 持ち手付オーバルバスケット 小

水草の一種を素材にした手編みのバスケット。
安定度が抜群で、インテリアとして暮らしの一部に取り入れたくなるデザインです。

約幅37×奥行18.5×高さ16センチと、大きさやマチは手帳を入れる際十分な許容量があります。

かごに対し持ち手が小さいため、持ち運びしづらいのがネック。
据え置きとして使うのであれば問題ありません。

③ダイソー トートバッグ(3仕切り、キャンパス地)

大・中・小の仕切りがついたトートバッグ。
複数冊の手帳や関連文具をまとめておくのにぴったりで、コスパと機能性を兼ね備えた商品です。
特に縦長の収納スペースは、カラーペンや定規、はさみといった文具の収納にうってつけです。

取っ手もしっかりしており、移動の際安定して大容量を運べます。

この3点はいずれも、中身が見えるのが共通のメリットです。

実際に入れてみた

小ぶりな「無印良品 ジュート マイバッグ」に手帳や多機能ポーチを入れてみました。
ものを入れると安定して自立します。

手帳やノート、文具以外に、読んでいる本や一緒に楽しみたいお菓子を入れておくのもよさそうです。

おわりに

導線を意識する以外に、収納のコツとしてもうひとつ、「ものの住所を決める」とよくいわれます。

住所とまではいかずとも、日常で近い距離に手帳の居場所をつくることで「目に入る→手に取る→使用頻度が高くなる→愛着が湧く」というサイクルが生まれます。

手帳は気に入った品を買うだけでなく、書いて受け止めてもらう行為を繰り返して仲良くなるものです。
大切な相棒のための居場所づくりは、より快適な暮らしにもつながることでしょう。


今後も「暮らしを照らす やさしい手帳のつかい方」をご提案します。

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