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わたしのレッスンノート*フィードバック⑵*

・お話のつづき


先生が相手(生徒)に

「どのように感じましたか」

とフィードバックを聞かれても

どう応えたらいいのか
相手(生徒)は戸惑うこともあります。

ここでは何をいってもいい。
ということを伝えるといいかもしれません。

感情(気もち)・思考・からだの痛みや違和感
…何でも。

先生は言語化できるようにお手伝いします。

ことばの選び方・使い方は
こころとからだ
在り方の傾向につながっています。


それがワークの“手がかり”となるのと
相手(生徒)が“何が起こったのか”
認識できるからです。

相手(生徒)がどう応えていいか
戸惑っているなら、
比較級(以前より〜)にして、聞いてみます。

「さっきとどう違いますか」

それでも、ムツカしいようなら
yesかnoで応えられるように聞いてみます。

「さっきより、軽い・重い・明るく見える・暗く見えますか」

漠然とした
全体から、だんだんと細分化していく。

すぐに部分的な細かいところにはいかない。

それが学習していく流れです。



アクティビティ(活動)を通して
ワークすることもあります。

“刺激”に対する“習慣的な反応”を
“抑制(inhibition)”するためです。

刺激に対して
ヘビ縄リアクションをしないように。

実際には縄であっても「ヘビかもしれない」という感覚刺激によって、意味(ヘビ)をつくりだし、恐怖を感じるリアクションを抑制すること。

「time-binding  忘れてもいいように」片桐ユズル
より引用


先生がアクティビティを通して
“刺激”に対する“習慣的な反応”を
“抑制(inhibition)”するお手伝いをして

それぞれの人生に橋渡しできるように。

うんどうやエクササイズとは異なります。


“刺激”に対する“習慣的な反応”は
あらゆる日常にあります。

例えば、コーヒーを飲むとき。

飲むという“刺激”に対して、あたまでカップを迎えにいっていませんか。

ちょっとまって。(pause)

ちがう選択として、カップを自分に迎え入れてみるとどうだろう。


例えば、信号待ちのとき。
青になって、パッと飛び出すのを

ちょっとまって。(pause)

それから歩き出すとどうだろう。

刺激に対する習慣的な反応を

ちょっとまって。(pause)

とひと息、間をおいて…
“抑制(inhibition)”します。

すると、自動的な動きから
あたらしい“選択”が生まれてきます。

それをレッスンで学習します。


2022/10/5/mayumi@kyoto

ひつようなひとにもとどきますように :)


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