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みんなのレッスンnote*人と仕事をする⑵*

・前回noteのつづき


AT養福寺合宿の二日目の夕飯は
トレーニー生を中心として、皆で作りました。

今回の合宿テーマはATを応用しながら
「人と仕事をする」です。

これにはルールがあります。

・役割をつくらない(リーダーはいない)
・やりたくないことはしない
・いつもの傾向とは違うことをする

そして、いつも前提にあるのは

・自分全体
・相手または道具全体
・空間・世界全体

を含んでいます。


おもしろそ〜どうなるのかな。
初めての体験です!

メニューは
・野菜のナムル
・米粉の皮の焼き餃子
・チャーハン
・わかめスープ
・白玉ぜんざい

これらを10人程のトレーニー生を中心に
作っていきます。

わたしはいつもの傾向で、野菜を切りに行ってしまいそうなのをやめると
どうなるのかをみていこうと臨みました。

そうすると…
皆さんが取りかかるメインではなく、
デザート(白玉ぜんざい)があることに気がつきました。

ちょうど近くにいた同期のトレーニー生と
デザートに取りかかることにしました。

レシピと材料は用意していただいているので、それを見ながらすすめていきますー

たくさんの刺激の中で、小豆を炊くのに時間がかかることに気づき、餃子が出来上がる前にコンロを使おうと早速、小豆と水を鍋に入れ、火をかけました。

(ふり返ると、浸水していない小豆だったし、沸騰したお湯に小豆を入れるんだった〜炊くのに時間がかかった、、、^^;)

その間に白玉団子を作ります〜

他のトレーニー生も違う部屋で、米粉の餃子を包む皮を作ったり、厨房では、ナムルや餃子の餡を作るのに野菜を切ったり、肉をミンチにするのに叩いたりしています。

もちろん、アレクサンダー・テクニークを応用しながらですが、刺激が多く、すぐに目の前のことにめり込んだり、気づいたりのくり返しです。

「時間や結果を求められていない実験の場」であるのに、いつもの習慣もつよくでて、急いだり、味の追求をしていました。
(目的達成意識)

わたしは途中、他の方がフォローで白玉団子をしてくれると、野菜を切る方にフォローへ回ったり、味見をきかれたら、リーダーに回ったりしました。皆で作るのってたのしい♪

野菜を切るのもアクティビティで学んだ切り方をして、違和感がありながらも楽しめました。

わかめスープは、まだ誰も手をつけていなかったので、乾燥わかめを戻し、鍋にお湯を沸かしました。

ナムルの野菜(人参・もやし)が余っていたので、わかめスープに投入し、具だくさんスープとなりました*

役割をもたないことで
柔軟に皆さんも動いています〜

わたしは飲食の仕事も経験もしてきたのですが、その日のポジションはだいたい決まって働いているので、フシギな感覚がありました。


そして、出来上がり
皆で美味しくいただきました。

ただ、食べ終わってみて、わたしが感じたのは、流動的に動いて、役割をもたないことは、皆で作っていく楽しさがある反面で、
手応えがないということ。

一人ひとり、経験値・やり方・味の好みは
異なります。その中でそれぞれの見方もあります。軸となるものがない〜

自由さはあったのだけど、わたしが関わったもの(デザート)にも色んな方が関わることで、最後までめんどうが見られなかった。
(いつの間にか出来上がった)

それは、わたしはその時々でも、関わるときには責任が伴うと思っていて、味付けに関しても(途中まで関わっていたけれど)その時に関わった方にお任せしました。

相手にお任せ(尊重)したい気もちと、味付け(結果)まで関わりたい気もち。

わたしがメイン(餃子)の方に関わっていたら、また違ったのかもしれません。


リーダーもいないし、フォロワーもいない。
そのどちらでも成りうる。

わたしのフィードバックは

・誰しもリーダーにもフォロワーにも成りうる。
・役割を持たない(自由で柔軟)というのは、皆に責任が伴うのかな。?
・いつもの傾向から外れることで、いつもとは違う経験や気づきがある。
・レシピ通り(参考まで)にしないことで、
予想外な方向へいった。
・手応えみたいなものがなかった。
・時間や結果(目的)に走らなくとも
やはり、効率や美味しさを意識するものだな。
・思うような調理器具がなくとも、代用したり、工夫していた。

わたし一人では成し得なかったことが
皆とすることでダイナミックに動いて
成し得たよろこび。

その反面、わたしには手応えや達成感がなく、もの足りなさを感じたのは、役割をもたず、リーダーになったりフォロワーになることで、これをしたという実感がなかったからかな。

もしくは、軸となるものがないと感じたのは、自身からはなれていたからかもしれません。

これはおもしろい体験でした!


つづく…?

2023/5/7/mayumi@kyoto
ひつようなひとにもとどきますよう  :))




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