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わたしのレッスンノート*骨盤後傾*

・今回のおはなし

わたしの中心から〜
今ここを活きる。

アレクサンダー・テクニーク
(自分のつかい方)を
分かち合いたく、綴っています。


“骨盤”を横から見たときに

前傾(反った腰)や後傾(お尻が下がる)が
つよいと腰痛が起こったりします。

わたしは“後傾”がつよく“腰痛持ち”でした。

それに気づいては、やめていく〜
をくり返していくうちに
自然と腰痛もなくなりました☆

後傾(または前傾)だからといって
その位置を変えるのではなく

いつもの習慣に気づき
それをやめていくことをくり返す

とくに日本人(とくに女性)は
骨盤の“後傾”の方が
多いのではないかと思います。

それは、生活様式からくるものではないか。

今でこそ、西洋文化が入ってきて
イスの生活や洋式トイレも増えてはいます。

わたしの場合
これまでに実家は、床に座る(正座や胡座)
生活でしたし、学校や外出先も和式トイレが主流の時代でした。


そう。“ヒザを前に出す動き”が殆どなので、
ヒザを前に出すのが得意なんです!

イスや洋式トイレのように

股関節(腸骨と大腿骨の骨頭)を
“後ろへ引く動き”が少ない。

屈伸とスクワットにおいてもそう。

屈伸は“ヒザを前へ出す”のに対して、
スクワットは“股関節を後ろへ”引きます。

多くのわたしたち(東洋文化)は、
股関節を“後ろへ引く動き”に
慣れていない〜!

多くの西洋の方が正座や胡座、和式トイレが
むつかしいのとおんなしこと。

なので、“気づきながら動く”ことが
大切かと思います。

無意識でいると
下へ屈むとき(下にあるモノをとるなど)に

ヒザを前に出して
“腰を下に落とす”動きになります。

この動きに“慣れっこ”だからです。

もちろん、この動きが
わるい訳でも何でもありません。

ただ、いつもこの動きでなくともいい〜


例えばキッチンに立つと、
ヒザを前に出す動きがむつかしい、、、

それでも
野菜や食器をシンクで洗うときは
前やや下に屈まなくてはなりません。

ヒザが前に出せないので…

あたまを落としたり
胸から屈まなくとも
腰を落とさなくとも〜

股関節を“後ろへ引く”と

まあ!背中やからだ全体が伸びたまま〜
野菜や食器が洗えるではないか☆

アレクサンダー・テクニークでいう
プライマリー・コントロール
(協調作用・統合機能)で
在りながらも活動ができます。

股関節を後ろへ引く

“股関節”は
直に見えないし、触れられないし
なかなか捉えにくい箇所でもあります。

または
分かりやすいようなら、とっかかりとして
「坐骨」を“後ろへ引く”でもいいかと思います。

この「動き」に気づくことで

わたしは随分と
家事や日常生活が楽になりました*


骨盤の後傾から、興味深い
気づきがありました。


2022/12/7/mayumi@kyoto
ひつようなひとにもとどきますように  :))










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