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コンドームはよりエシカルに、サステナブルに

コンドームのポップアップに行ってきました。

バイアスや盲点をつかれるような商品があり、その視点やアイディアが面白かった。おしゃれだったし。

韓国の「SAIB」は、”コンドームはあの円形・正方形の包装”という先入観を脱して楕円形・長方形の包装とすることで、フリスクくらいのピルケースに入れて持ち歩けたり、キャンドルくらいの缶にいれておけるようになっていて、たったこれだけでも利便性と洗練が全然違う。女性経営者のブランドで、プラントベース・ヴィーガンフレンドリーだとか。

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オーストラリアの「Jonny」は廃棄小袋(ファブリトルバッグっていうんですね!)がついていて、生分解するとか。たしかに使用後のことまで考えたデザイン、必要ですよね。

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FEMMAが関わった木製のジェンダーレスコンドームケース「Cosmos」も実物を初めて見られました。

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オリジナルコンドーム「Ethicondom」もいただけて嬉しい。

コンドームは性別関係なく使用するものなのに、男性視点からの商品開発ばかりで使用シーン全体を考えてのデザインとかもまだまだ手つかずなところも多いかと思うのですが、フェムテックやリプロダクティブヘルス/ライツ・サステナビリティの広がりなどからどんどん新規開発が進んでいっていて、注目ですよね。

より選択肢が多様になり、自分のことは自分で決めてよりよい未来を選べるというエシカルさや、環境や人に配慮したサステナブルさが増していっていて、面白い。

包括的性教育の発信をされている「ありさきちゃんねる」さんよりいただいたステッカーの「MY BODY IS MINE  YOUR BODY IS YOURS」というメッセージがいい。Netflix『快楽の原則-私たちの歓びを求めて-』を思い出しました。

オープン当初からお客さんも多く、盛り上がっていました。こういう場や発信、ますます増えていくはずで楽しみです。



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