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#96 環境の違いを知れば今いる場所のことがよくわかる

さて、今日のテーマは「環境の違いを知れば今いる場所のことがよくわかる」です。

自分の職場の環境のことって、そこにいるときはいまいち見えてきません。

外の環境から見て、初めて自分のいる場所のメリットデメリットが見えてくるものです。

職場のことで悩んでる人は、一歩外に出て、そこから自分の場所を見てみてはどうでしょうか。

自分のいる場所のことをどうやったら知ることができるか。

少し紐解いてみましょう。


自己紹介です


僕は、リハビリテーション病院で働く作業療法士兼、中堅管理職です。

目の前の対象者や、一緒に働くスタッフと向き合う中で、様々な悩みや困りごとと出会う機会があります。

それらのことについて、僕なりに解釈して整理しながら、記録としてnoteに残していきたいと思います。

このアカウントでは主に以下のことについてを書いていきます。

・組織での働き方
・社会人の学び方
・リーダーの考え方
・ストレスとの向き合い方
・生活での困りごと
・たまに子育て
・日々感じたこと など


それでは本題に入っていきましょう。


外の環境を知る


先日、元職場のメンバーと会う機会がありました。

彼らから聞いたのは、

「前の職場が良かったこと」
「今の職場での苦悩」
「もっとやってみたいこと」

今の職場のことを思いつつも、自分たちがやりたいことのギャップです。

一緒に働いているときは、その環境に一定の不満はあったと思います。

ただ、職場を変わった彼らから得られた感想は、

「前の職場の環境は良い環境だった」という外から見た良いところでした。


この感覚は職場を辞めた人にしかわからないことだと思います。

僕たちは自分たちがいる場所の中でしか物事を見ていませんし、見ることはできないんじゃないかと思います。

「もっと改善できるんじゃないか」
「なんでこんなシステムになっているんだ」

など、不満や改善点が今でも頭に浮かびます。


これはどの立ち位置で物事を見ているかで変わっています。

今自分たちのいる場所(内)では、その場所に一番近いところで物事を見ています。

そこに近いから解像度が高いんです。

細部までしっかり見えてしまう。

だからこそ細かいことが気になってくる。


一方、職場を外から見ている人(外)からしたら、その場所から遠くから物事を見ているので解像度が低くなります。

その分、いろんな選択肢の中の一つとしてその環境を見ることができます。

そうすると複数の選択肢を比較し、その上で前の場所がどんな場所だったかを言い当てることができます。


当たり前の話ではありますが、その場所にいる人間にとってはとても重要な視点です。

普段、愚痴や不満を言い合ってる場所を、「そこはいいところだよ」と言ってくれるのは客観的に今の状況を考える大きなヒントになります。

もちろん逆も然りです。

人によっては「そのままじゃダメだんじゃないか」という指摘となることもあります。

それもまた一つの視点ですね。


内の環境を知る


このような外から見た内の状況というのは、内にいる間は見ることができません。

ただ、このように元職場の人や、外部の勉強会などで出会う人たちと交流することで、内の状況を知ることができます。


これを知ることができた僕自身はまた考えることが必要です。

外の人間から見た良い点はどんなことなのか
外の人間から見た悪い点はどんなことなのか

思い出話をするだけではもったいないです。


職場の良し悪しというのは、良いか悪かを決めきるものでもないです。。

物事はもっとグラデーションがあります。

ここは良いけどここは悪い
こういう良いところは伸ばそう
こういう悪いところは直そう

自分の職場の状況を立体的にバリエーションを持って、色彩を持ってみることができるんじゃないかと思います。

そういうふうに今いる場所を考えると、もっとできることや今やっていることがなんのために行っているのかをあたらめて振り返る機会になりますよね。


これって、思ったより重要な視点なんじゃないでしょうか。



外から内を見る


今回、久しぶりに外の人間と接することで、外とつながることだが大事だと感じるようになりました。

特に内を知った後に外を知った人というのはとても貴重です。

その視点はその人個人のものなので、あくまで一意見として捉えるようにするべきですが、それでも、外から見た内の情報というのは価値があるなと思います。


自分自身が見ている目の前の問題は本当に向き右問題なのか
もっと別の視点で改善すべきことがあるんじゃないのか


そんなことを考えることができた時間でとてもありがたかったです。

みなさんも外から見た内を知る手段を考えてみても良いかも知れませんね。


頑張るあなたを応援しています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。

よろしかったら、スキ&フォローをよろしくお願いします。

ではまた。

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