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#202 アフターファイブはお好きにどうぞ

さて、今日のテーマは「アフターファイブはお好きにどうぞ」です。

仕事が終わった後の時間。

当たり前ですが、そこで何をするかはその人次第です。

例え、自主的な勉強会や、仕事に関する何かがあったとしても、

その時間をどう過ごすかはその人が決めて良いと思います。

ただ、自由な時間の使い方にはそれなりの責任は伴うという側面もあります。

自由に使っていいからこそ、忘れてはならない周囲への配慮。

少し古臭い考えかもしれませんが、理解しておいて方が良いと思います。



自己紹介です


僕は、某リハビリテーション病院で働く作業療法士兼、中堅管理職です。

対象者の悩みや課題はもちろんですが、スタッフのストレスやチーム運営などについても、中堅管理職として向き合っています。 

このアカウントでは以下のことについて、毎日noteを更新しています。
・幸せな生活の考え方
・医療者としての働き方
・他者とのコミュニケーション
・良い人間関係のポイント
・ストレスマネジメント
・作業療法のもろもろ
・日々、感じたこと

これらのことについて、僕なりに解釈して記録として残していきたいと思います。

それでは本題に入っていきましょう。



来る者拒まず、去る者追わず


この仕事についてから10数年が経ちます。

その間、自主的な勉強会をその都度開いてきました。

自主的な勉強会は業務とは別で行われるため、基本的に自己研鑽の扱いになります。

自分の時間を使って集団を使った学びを行いたい人が集まります。

基本的に、学ぶことだけを考えれば一人でも良いわけです。

ただ、集団を構成することにより、学ぶことを自動化したり、お互いのインタラクションを通して学びをより深めることを目的としています。

なので、この自主的な勉強会に参加する人の希望は、

「もっと勉強したい」
「自分の時間を使って学び合いたい」

と思う人が参加するわけです。

ただ、こう言ってしまうと、この自主勉強会に参加しない人は「やる気がない」と見られがちですが、そんなことはありません。

学び方は人それぞれですし、そういった学び方をしなかったとしても、その人が学んでないということではありません。

まして学んでいなかったとしても、アフターファイブの貴重な時間を何に使うかはその人に委ねられます。

僕たちが管理できる範囲は、あくまで業務として範囲であって、それは時間によって縛られていることがほとんどです。

それ以外の時間をどう過ごそうが他人が、周囲がとやかく言えることではないんですね。

つまり、自主勉強会を主催する人の心得で大事なのは、

来る者拒まず、去る者追わず

です。

他人の時間を人がコントロールすることはできません。

自分の時間が誰からも奪えないように、人の時間を奪うことは誰かが決めることではないはずです。

だから、自主的な勉強会に参加するもしないもその人が決めて良いということになります。

合ってますかね?


それでも必要なことは配慮


という、自主的な勉強会の立ち位置を確認したところで、本題です。

例え、自主的な勉強会に参加しても、参加しなかったとしても、そこは自由なのに変わりはありません。

ただ、注意しないといけないケースがあって、

参加する予定にしていたけど、
・無断でサボっちゃう
・ギリギリで不参加の連絡
・平気で遅れて来る

このような人は注意が必要です。

文字に書いてみれば当たり前のようなことを言っているんですが、意外とこういう方はいます。

その方々がどのような心持ちかは知りませんが、自主的な勉強会の自由度を良いことに、参加・不参加を曖昧にしてしまうことがあります。

自主的な勉強会の自由度は、あくまで個人の時間をどこに投下するかの判断のことを言うのであって、参加している人たちに対して迷惑をかけることではありません。

では、参加しないことが迷惑に当たるのか?

という疑問が湧いてきます。

これは、主催をしたことない人にはわからないことだとも思います。

勉強会を企画する側にはいくつか責任が伴います。

参加者に対して価値を提供できたか?
今日来て良かったと思ってもらえるか?

そんなことをいつも考えているんですね。

そこには、今日どれくらいの参加者がいて、資料はどのように準備して、発表者にはどのよう話してもらって、というような会の運営上の準備があるわけです。

もし急遽参加者が激減するようなことがあれば、会の構成から考え直さないといけません。

何より、発表者や資料作成を手伝ってくれた人に対して、主催者として申し訳ない気持ちになるわけです。

参加者が少ないこと自体は、主催した人の企画力などが大きく反映するところではありますが、

人の準備や、時間的な労力がかかっているものに、理不尽な態度をとる人の影響で、会の運営自体が頓挫することは、人の時間を奪っていることと同等に値するわけです。

それは、「自分の時間だけは自由に使っていい」という自分だけのことを考えた行動であることになります。

自由が承認されるには、「お互いの自由を侵害しないこと」が条件になります。

自分が自由であれば、逆もまた然りです。

だからこそ、一度参加すると決めた企画や勉強会には、参加する側の責任は全うすることが必要だと思います。

どうやって全うするか?それは自分で考えた方が良いかもしれません。

参加するかしないかは自由。

でも参加者としての責任はどのような行動で表すか。

ここまで言えばあなたならわかるはずです。


珍しく説教会になりました。

こういう感覚も書き留めておくことで、自分の理解を深めることにつながると思ったので、あえて書いてみました。

不快な思いをされた方がいましたら申し訳ありません。


今日は以上になります。

頑張るあなたを応援しています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。

よろしかったら、スキ❤️&フォローをよろしくお願いします。

ではまた。


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