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過去の栄光は使える

僕は一喜一憂してしまうタイプだ。
最近はなぜか不安になっている。
何が不安かはわからない。
そんな時は、ちょっとしたことで不安になってしまう。
例えば仕事のやりのこし。
ちょっとしたことだけど、不安な気持ちの時にはかなり気になって、さらに不安になる。
特に周りに話し相手がいない時はそれを解消するのに時間がかかる。
もしくは解消できないまま、だらだらと日々を過ごしてしまう。
動画をダラダラ見たり、ゴロゴロして寝たり、夜になるとお酒を飲んだり。
せっかくの自分の時間なのにこのように過ごしてしまうのはいやだ。
だけども、どうしようもなく過ごしてしまう。
今回の夏休みもそうだ。
奥さんと娘2人は、超近所に住んでいるじいじばあばの家にお泊まり中。
もちろん近いので日中は僕もそこにいくのだが、夜とか、朝とかは1人。
メンタルが弱い僕に取ってはこの生活はちょっと落ち込む。
今も家でダラダラ動画見ていた。
あー何をすればいいかわからない!
そんな時は掃除や整理だ。
そう思った僕は、会社の携帯メールを削除しようと思い過去のメールを遡った。
※なぜ掃除や整理をしようと思って会社のメール削除に行き着いたかは僕自身不明だ。
そこで、過去の販売実績報告書を見つけた。
我ながら「あの時は、よくがんばったなー」としみじみと思いを馳せながらメールを
見ていると、気になる文章を見つけた。
上司がさらに上司にその販売実績の報告を送っているメールの本文だ。
「いなかっぺくんは、厳しい状況にもかかわらず、大きな実績をあげました。これは普段からのいなかっぺくんの努力の賜物です」
こんな文章が書いてあった。
これをみてから、ほんとに不思議だけど、やる気が出てきた。
おし!おし!おし!
まじで不思議だけど、メールの文章を読むまでの自分とは全然違う自分になっている。
どうしてだろう?
気になったのでグーグルで調べてみた。
検索ワード
「過去の栄光 やる気」

だいたい過去の栄光と調べると
「過去の栄光にはすがるな」とか「過去の栄光は自慢げに話すな」とかネガティブなものが多い。

ただ、それに反することも書いてあった。

自己効力感。
なんか最近よく聞くけど、なんだろう。

調べてみたら、アルバート・バンデューラという心理学者が1990年代に提唱した理論だった。

自己効力感ってなんだろう?
調べてみた。

簡単に言うと、
「私ならできる!しかも結果も残せる!」と自分で思えること。

「私ならできる!」という自分の能力や自分の力に対して期待する「効力期待」と、「できる私がやるんだから、成功するに決まってる!」と、自分の行動が即結果につながる期待をする「結果期待」が合わさると自己効力感が出るらしい。

これを高めるためには、以下の4つをやるといいらしい。

①過去に体験したポジティブな経験を思い出す、書き出す
②成功をイメージする
③目標を適切に設定する

①過去に体験したポジティブな経験を思い出す、書き出す
僕が今日やる気になったのはこのおかげかな。
昔のよかった経験を思い出して、「あー自分はできるんだ!」と思った。
だからだろう。
過去の栄光の使い方としては悪くない、自分自身だけで使うのは良いことだな。
そう感じた。

②成功をイメージする
脳は現実とイメージを区別できないらしい。
なので、成功をイメージすることで実際に成功したかのように代理経験ができる。
それで自己効力感が高まるらしい

③目標を適切に設定する
新たな目標を決めてチャレンジすることは自己効力感を高めるらしい。
そこでは以下のことに注意するとよいとのこと。
・肯定的な目標
 例)ミスしない・・・✖️  100パーセント成功させる・・・◯
・自分でコントロールできる目標
 できる範囲でやること
・高すぎない目標

ふむふむ。
自己効力感ってこういうことか。
過去の栄光は自分自身に使い、ポジティブな達成できそうな目標を設定する。
これでやる気になる。
確かに、やる気になった。

やる気が出ない時は過去の栄光を思い出したりしてみてはどうだろうか。
結構やる気でるよ。


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