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話し好きの話を止めることができない僕

先日こんなことがあった。
初めて会うお客さんとの商談。
話自体はまとまって、無事注文をもらえた。
だが、その後話が盛り上がりたくさんお話をした。
僕的には1時間で終える予定だったが、あれよあれよと言う間に時間が経過して、
結局2時間30分おしゃべりをした。

なぜそうなったかというと、相手の方がとてもおしゃべり好きな方だったからだ。僕は、次の予定が入っていたので何とかタイミングを見てやめようと思ったが
話が止まらない。
ロマンティックも止まらない。

銃で言うなら弾倉を変える隙がない。
まるで手が4本あって右と左の弾倉を変えつつ銃弾を打ってるような感じ。
僕はその銃弾を全てまともに受けているので全く逃れることができなかった。

そこで僕は強行手段に出た。
お客さんが電話に出たのでそのタイミングで席を立ったのだ。
ちょっと失礼かもしれないが席を立って片付ける様子を見せながら立ち話をした。

さすがに立ち話になったので、これで終わりと言う雰囲気を見せたつもりではあったが、お客さんは止まることがない。
立ちながら話を受け続けて、僕は仁王立ちの弁慶のように銃弾を受け続けた。

それから30分後、いっこうに撃つのをやめないお客さんに対して僕は次の行動を起こした。
少しずつ後退したのだ。
戦いにおいて、無駄な消耗は避けたいものだ。
少しずつ少しずつ出口に近づき少しずつ少しずつ出口に近づき・・・

出口に出て靴を吐きながら話を聞き、門を出るまでお客さんの銃弾を受けながら
無事に終えた。

このことから感じたこと。
僕はなかなか人の話をぶった切ってじゃあ帰りますと言うことができないな。
時間があっても、あまりに長話だったら話の核の部分がどこかわからなくなる。
ある程度話を聞いたら、終えるのがお互いにとって良い。

それは重々わかっているが、僕はマシンガントークの人の話を終了できない。

事前に話が長いお客さんだったら、
次の予定を入れない
お昼前にして、強制的に終える仕組みを作る
などの対策が取れる。

だが、今回のように初めて会うお客さんだったらどんな人かわからないので、
今回のようなことが起こる可能性がある。
なので、初めて会うお客さんで時間が分からなければ次の予定を入れない。
まずはそれを実施しようを思った。

これからもマシンガントークの銃弾を受ける機会があるだろう。
何か対策を考えたい。

ただ、今回の話はいい話だったので楽しくはあった。
案外マシンガントークの人は自分の思いが確立していて、芯があるのかも。
だから、考える時間なく言葉が出てくるのだろうかな・・・



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