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余白とは何か?(哲学カフェレポート)

カフェフィロ代表・余白製作所代表の山本さんがファシリテーション
テーマ:余白とは何か?

哲学カフェのレポートは参考程度に見てください!
読んでいくうちに思考が整理されて、新しい考え方が生まれてくるかもしれません!

余白とは何か?

【お題を出してくれた方】
忙しくて詰め詰めになっている人を見ると、対人関係のトラブルがあったため、余白って大事なんじゃないと思い始めた。
余白を意図的に作ったほうが何か新しい創造も生まれそうだし。
余白についてもっと深く知りたい!

【余白はどういうイメージ?:概要】

・物理的な余白と精神的な余白に分類される
・余白の裏側には主な何かがある。だから余白と言う
・コロナの時に何をしていいかわからなかった。あの時は余白だったのかも?
・余白のイメージは白っぽい
・料理やデザインには余白が必ず必要。余白って必要なもの?
・忙しくない時が余白っていう感じがする。
・余白は他人にゆだねられる部分。自分自身が手放せるということが余白
・自分の好きなように絵をかいていける
・余白がありすぎると不安な気持ちが流れてくることがある
・余白は不可逆なもの
・枠があるから、余白が生まれる
・自由に席替えしていいよ!と言われたら、はじめはうれしいけど、、

【出てきた疑問:概要】

・伸びしろと余白って同じ意味っぽい?
・余白は大切だけど?余白になる条件って何だろう?
・良いものの感じがするけど、ありすぎると困る?
・雪があって、自分が踏んだところは元に戻らない。余白も一度何か予定を入れると戻らない?
・虚無感を感じるのは、余白ではなく空白なのかもしれない?
・空白⇒意識が向いていない?余白⇒意識が向いている?
逆の可能性も考えられるかも
・酔っぱらっている時は空白?

【私が特に面白い議論だなと思ったところ】

・余白は大切だけど?余白になる条件って何だろう?
・空白と余白の違い
・空白または余白の時に起こる虚無感ってどのようなもの?

ここまで余白に関して考えたことがなかったので、すごく楽しかったです!
余白って本当に必要なのか?とか疑ってしまう部分があったり。
余白があることで人生が豊かになっているような気もしたり。。

様々なバックグラウンドの人で哲学カフェ(哲学対話)すると、
本当に面白い意見がたくさん出てくるなとワクワクしました!

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個人的な余白への意見としては、
物理的な余白も精神的な余白も"ぜいたく品だな"と感じました。

生活できる食事が当たり前のようにあることが、昔の時代では当たり前ではなかった。(縄文時代や奴隷制など)
おそらく、立ち止まったり・考えるひまもなく、せっせと働いていたと思います。つまり余白がなかった。

でも現代では"余白があること"が当たり前になっていて、
もっと良い生活をするには?とか 将来の自分はどうなっていたい?とか 
考えることが多くなったのかなと

考えるという行為そのものが余白であるかもしれないな。

余白ということを考えていることこそがまさに余白。
哲学対話って余白を楽しむ場なのかもなと感じる瞬間でした。

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