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書く時に感じることとは?- 秘密結社「喫煙所」(第23通目)

この記事は、素直さと向き合おうとしているふたりが、答えのないことを問い続けていく文通マガジン『秘密結社「喫煙所」』の第23通目です。お互いの記事を読んで、文通のように言葉を紡いでいきます。

秘密結社「喫煙所」

ヒロさんへ

文章を書くとき、絵を描いている感覚になることがあって、それこそインタビュー記事を書いているときは相手の似顔絵を描いているような錯覚に落ちる。実際に絵は描けないのだけど(笑)。

そんなときに下の3人の言葉を思い出したんだよね。

小説を書くとき「文章を書いている」というよりは「音楽を演奏している」という感覚になると書いていた。

『職業としての小説家』村上春樹

「書く」ことは「編む」こととに似ている。

『編めば編むほどわたしはわたしになっていった』三國万里子さん

絵を描きながら、じつは音楽をやっているのかもしれない。音楽を聴きながら、じつはあなたは絵筆こそとっていないけれども、絵画的イメージを描いているのかもしれない。

『今日の芸術』岡本太郎

そんな感じで、それぞれ感覚が違っておもしろかった。書いているときの感覚は、別の好きなものの影響を少なからず受けているのかなとも思ったり。

もう日常的に日記とかを書いていて、書くことがなくてはならない存在になった。自分の素直な面を見つめられる時間でもあるし、ゆっとくりと時間を進めてくれるひとつの手段だから。文章を書くという、一見非効率なことができなくなってしまったら、命はあっても死んでるようなもんなんじゃないかとすら思う。

ヒロさんも日常的に書いているよね。そのときはどんな感覚なんだろう? 書くことに関して思うこと、考えていること、感じていることがあったら、自由につらつらと書いてみてください。

休んでたら忘れちゃったのかしら。

小論文みたいなお題だね。


【前回の問いと返事】


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