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Superchunk Phone Sex テレフォンセックスと飛行機事故

薔薇色の頬で呆れ顔
蒸し暑い日曜日の夜
彼らはテレフォンセックスする仲だった
でもその古めかしい電話は鳴らないまま
彼女は彼を待つ間
バスルームの鏡に石鹸の泡で
彼の名前を書いた
彼のソファを東に戻した
がっかり
でも少なくとも彼の無事は知っている
飛行機事故の番組が流れてた
あれは僕だったかもしれないんだ
機首を下げ続けろ
主翼が凍りついている
別の日曜日
まだ少し暗くて
薄ぼんやりしてる
電話が鳴り始める
彼女はほとんど乾いている
また別の夜にしよう
本当に最悪
うまくやれるなんてどうして思ったの?
みんなを怖がらせよう
僕たちだけで出かけようか
飛行機事故の番組が流れてた
あれは僕だったかもしれないんだ
とにかく機首を下げ続けろ
何日か生き延びただけと感じたことはない?


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