『ネコとオマエとオレ』
cats and you and me
Charles Bukowski
エジプト人はネコを愛し
多くの場合自分たちの子供と埋葬されるよりは
ネコと埋葬されることを選び
イヌと埋葬されることは決してなかった
そして現在
ネコの魂を持つ素晴らしい人間は滅多にいない
とはいえ今も昔も
多くの美しい品格あるネコたちが
世界中の路地をぶらついている
今夜の口論についても
たとえそれがどんなことでもあったとしても
そしてそれがオレたちをどんな不幸な目に合わせようとも
どこかに猫がいるということは覚えておいてくれ
自分自身の居場所を整え落ち着いて気持ちよくくつろいでいる
別の言葉で言えば
魔法はオレたちの有無にかかわらずいつまでも続く
たとえオレたちがそれを破壊しようとしても
そしてオレは自分自身の最後のチャンスさえ台無しにし
これからもこういうことが起こり続けていく
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