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雑記

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挑戦への恐れと、自己判断の欠如

「これって辛いかな?」 そんな声を背中で聞いた、20時、幡ヶ谷のカレー屋さん。 歳の頃は恐らく20代前半の女性2人組。 「わたし食べれるかな?」 独り言なのか、相談なのか、微妙なトーンで話している。 店員さんを呼ぶ。 まさか、あれが聞けるのか。 「これって辛いですか?わたし食べれますか?」 「タブンタベレマス」 ネパール人もびっくりしただろう、その質問。 どこの飲食店でもあるんだろうな「わたし食べれますか?」は。 うちで言う「わたし飲めますかね?」だ。

何もない

何もしないと決める日がありまして。 まさに、今日。 土日の疲れと、雨と、気分。 何もしたくないし、何も考えたくないのです。 ある種の自己防衛本能が働いていると思うんですが、それでも仕事が出来るから、飲食ってよくて。 お客さんが来てくれたら、仕事になるのです。 「今日は何もしたくないので作りません」 なんて、聞いた事がないでしょ。 いや、そういう時に休むのか。 臨時休業ってそういう事だったのか。 今なら分かる、その気持ち。 やらないけど。 これがもし、ク

同意、否定、発見、消失

何も書く事がないんですが、その事について書こうかと思います。 僕の一日の大半はルーティン作業です。 見るサイト、見る時間。 毎日定期的に見る事によって漏れを無くし、鮮度を保ち、変化も分かると。 経済ニュースを見る人は、この習慣をつけるべきで。 点で見るのと線で見るのとでは全く違うのです。 例えば、アメリカの利下げ。 いや、こんな話を書きたんじゃない。 毎日巡回しながら、頭のどこかでは何を書こうと考えていて。 ひっかかる言葉とか、誰かの考え方とか。 同意!

ちゃんとやろう

「支払いが滞ってるみたいで、いつ営業出来なくなるやら」 お客さんからこんな話を聞きまして。 この子が働いているカフェは、本部が仕入れ業者への支払いを怠っているみたいです。 なぜ分かったかと言うと、仕入れ業者に言われたからで。 「支払いがあるまで納品できません」と。 この子の店舗はFCで、オーナーが代わりに支払う事により、どうにか納品が再開されて、営業が出来るようになって。 どうよ。 支払いが出来てない本部よ。 早く払いなさい。 こんな状況で来月に新店舗を開け

誰かじゃなく自分を

僕はルールを破って利益を出す所が嫌いなんです。 サービス残業とか、最低賃金以下とか、保険とか、色々。 ちゃんとやれないなら、人を雇うなと。 そうでもしないと残れないのだとしたら、失敗を認めろと。 潔く撤退していただければと思います。 誰かを犠牲にして、のうのうと生活できる神経が理解出来ないのです。 誰かをじゃなく、自分を犠牲にしてください。 自分で作って、自分で売って 売上が足りなければ休みを返上し 雨の日は少ない利益の為に店を開け 風の日も心配だから店に

芽というか目

「現金のみかー」 この後に 「PayPay使えますか?」 「ステッカー100円だって」 この後に 「ステッカーって売ってるんですか?」 看板も椅子も店の中にしまい、閉店作業をしていると、「やってますかー」と入ってきたり。 行きつけの王将では、隣の家族が喧嘩を始め。 配信前から超大作だと煽り、パート1、パート2にまで分けた映画が、まだまだ続編を作る気満々の終わらせ方をしたり。 目と口が連動せず 目に見えている情報をさらに確認し 目が付いているとは思えない行

公式情報

「Google Mapでは営業中だったから、暑い中せっかく歩いてきたのに、、、」 うちの事ではないんですが、こんな書き込みを見つけまして。 分かるよ。 でも、お店をやってると分かるんだ。 Google Mapは絶対に確実な公式の情報という訳ではないんです。 勝手にページが作られ、勝手に情報が更新されてしまうので。 うちだと『店内飲食可』とか『デリバリー対応可』とか書かれててね。 どちらも嫌いじゃ!一生するか! だから、そのお店がきちんと運営してるかは分かりませ

イメージ

「相手のイメージと実際の私にギャップがあって」 僕の好きな人が、普段とは違う格好でいらっしゃって。 「スウェットなんて珍しいですね」と、僕が言い。 冒頭の言葉が返ってきたのです。 まずは服装からイメージを壊そうと。 僕はそれが愉快で。 でも、大切な気もして。 お店を始めたら、どう思われてるかを聞く機会が無くなりました。 会社にいた頃は、常に周りに人がいて、聞ける上司もいて。 見せたい自分と、実際の自分とのギャップが簡単に分かったのです。 でも、今はそれが難

絶不調

最近、全く書く気が起きないのです。 原因はストレス過多で。 もう、これは、完全、確実、正真正銘間違いない。 エスプレッソマシンの不調から、僕の調子も悪くなり。 そこに忙しさも相まって、もう何にも楽しくないぞと。 何を読んでも文字が上滑りし、何を観ても入り込めず。 呼吸は浅く、夜も眠れず。 どうよ、この絶不調。 パワプロなら紫顔のやつです。 まあこんな日はある。 誰にでもある。 好きな事をして、お客さんも多く、お店が続いてる。 傍から見ると、幸せな状態か

月餅のあんこの如く!

これで生活をして、これから先も生きていく。 そう考えられるのは、当事者だけなのです。 この前、こんな事を書きまして。 我ながらこれは良いぞと思い。 今日は何かを書けそうにないので、こんなんでお茶を濁そうと思うのです。 ゴールデンウィークはなかなか大変かもしれません。 エスプレッソマシンの機嫌も悪かったりするので。 僕の脳を覗かせてあげたいぐらいです。 ストレスがみっちみちに詰まっているでしょう。 月餅のあんこの如く! では、また明日。

ゴールデンウィーク

ゴールデンウィークです。 おそらく、一年で一番ご新規さんが多い期間だと思います。 いつも来てくれる人は遠方に。 遠方からはご新規さんが。 休日のバランスが一番崩れる時期なのです。 この問題点は非常に疲れる所で。 いや、正直者。 休日は時間帯によっては数時間作り続ける事があります。 仕込みが足りなくなり、喉は乾き、足は疲れ。 飲食店では当たり前に起きる事を、僕は今グチっていますね。 偉くなったもんだ。 そこで、貴重になるのが常連さんで。 束の間の息抜き時

ゴールデンウィークの営業

ゴールデンウィークは暦通りの営業です。 間に何日かある平日も、いつも通り8時から開けます。 短縮営業にしても問題なさそうですし、どうやら天気も悪そうですが、まあいいかと。 変えるほうが面倒なので。 いや、面倒ではないんですが、間違えて来てしまうお客さんが確実にいるので、その人に申し訳ないと思ってしまうのです。 聖人ですからね。 時代が時代なら村長やシャーマンになっていた事でしょう。 なんや、その二択は。 僕は極度の面倒くさがりでして。 手に負えないのです。

生きてればいい

先日、数カ月ぶりに常連さんが来てくれて。 僕は心配していたのです。 事故か病気かトラブルか。 何かあったのだろうと。 結果的に大きな事故に遭っていて、それ自体は不幸な事だったのですが、僕個人としては再開出来た事で安心したのです。 生きてればいいな。 こんな事を本気で考えていて。 常連さんとは、自分で言うのもなんですが、信頼関係は築けていて。 だから、ちょっとばかり来なくなったとて、うちの事を嫌いになったとか、他のお店に乗り換えたとかは考えず。 事故か病気かト

じゃがいも

舞台はお昼時の店内。 「袋パンパンじゃないですか、食べますねー」 「いや、堅あげポテトが嵩張ってるだけだよ」 「ただ堅くしただけでポジションを築いたやつですね」 「他にはない食感がいいよね」 「堅あげは塩ですよね」 「塩だね」 「プリングルズならサワークリームですよね」 「他の味にはいかないよね」 「他のメーカーのサワークリームと何が違うんですかね」 「違法なものが入ってるんだろうね」 「ですよね、僕は阿片だとにらんでます」 「多分それが正解だろうね」