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「コーヒー」

「コーヒー」

いつになったらこういう人って絶滅するのかな。

それで目的の物が一発で出てくる事ってある?

ないだろ。

アイスかホットかも分からない。

うちに関して言えば、コーヒーという名のメニューは無い。

いや、凄いな。

その度胸。

初めましての店でそれが出来るんだもんな。

強気だ。

何を考えてるんだろう。

こんな振る舞いが出来る自分はかっこいいなのか。

コーヒーと言えば本気で伝わると思ってるのか。

どちらにせよ、痛い子には変わりない。

おじさんが言う分には理解出来るんです。

喫茶店にはカフェラテなんていうハイカラなものが無かったですし。

コーヒーと言えば、ホットコーヒー一択でしょうし。

なので、僕もその年代だろうなという人には、黙ってホットアメリカーノを提供します。

でも、僕よりも下の年代の子たちよ。

そんな文化は無かっただろ。

物心ついた時にはスタバがある世代だ。

コーヒーの一言だけを発して注文する人が周りにいた訳でもなく、そんなシーンをどこかで学んだ訳でもない。

だから、せめて会話は出来るようになってくれ。

「コーヒーください」

語尾をつければいいだけだ。

そしたらこちらも返事が出来る。

「アイスかホットかどちらにしますか?」と。

すると事故が減り、店員がすり減る事もない。

「コーヒー」

これだけを発するなんて、インコ以下だからな。

「コーヒー」

これは独り言だと思っているので無視します。

「コーヒー」

もう一度言おうものなら、黙ってホットコーヒーでも提供しようか。

なんでそんな風に育ってしまう子がいるんだろうか。

お父さんは悲しいよ。

だらしないよりも、礼儀正しいのほうがかっこいいからな。

これは年齢性別問わず、多分そう。

だらしなく振る舞うかっこよさも分かるけど、場所を選びましょう。

少なくとも、始めて行くカフェでそれは無い。

そういうのを教えてくれる人が周りにいたらいいのにね。

お父さんは心配だよ。

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