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棚卸しマガジン

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これは、自己理解がうっすい私が、過去を振り返り、人生を棚卸ししながら、自己理解を深める、私の、私による「棚卸しマガジン」です。
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記事一覧

【棚卸し】マネージャーは面白い⑤活動の場はコートサイドだ

【棚卸し】マネージャーは面白い⑤活動の場はコートサイドだ

大学4年生になった私は、地道なリハビリ、筋トレの末、ようやくプレーヤーに復帰します。
しかし、強豪校で1年半のブランク、さらに下級生の猛烈な突き上げを埋めることは簡単ではなく、活躍することも諦めていました。

プレーヤーとして練習に参加しながらも、チームがどういう状況かを把握する日々でした。(おまけに副キャプテンにもなりました)

今回は、「活動の場はコートサイドだ」と決めた私の行動を記しておきま

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【棚卸し】マネージャーは面白い④諦めから始まるもの

【棚卸し】マネージャーは面白い④諦めから始まるもの

前回は、2年生で膝の大けがを負って、それでもチームへの貢献を渇望した私の行動をざっくり記してみました。

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2年生のなっがい春休みに、手術と1ヶ月の入院をした私は、退院してほどなく3年生になりました。

もうチームの中でも中心となる世代です。
同期達はメキメキ実力をつけて、気が付けばもう追いつけないところにいました。
焦りや多少こじれる気持ちを抱えながらのリハビリが、一番つらかった

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【棚卸し】マネージャーは面白い③ターニングポイントはここだった

【棚卸し】マネージャーは面白い③ターニングポイントはここだった

前回は、大学で出会ったアルティメットというスポーツを、「自分には向いていない」と気付きつつ入部した話をしました。

1.トラブル発生!!

少しずつ、周りの同期との差を感じつつも、必死に練習に取り組んでいた、夏休みのある日。

私は練習中に大けがをしました。
右膝前十字靭帯損傷。

実は、この前日、私は夏の高校野球を観戦するため、甲子園に行っていました。そこで、熱戦を観て、相当張り切って練習に臨ん

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【棚卸し】マネージャーは面白い②向いていないスポーツを始める

【棚卸し】マネージャーは面白い②向いていないスポーツを始める

私は高3の3月まで大学が決まりませんでした。

焦った私は、泣きながら2週間で4000年分の世界史を勉強し直すという狂気に出ました。
おかげで後期ギリギリ合格でした。

立浪も驚く、炎のヘッドスライディング合格で入学した私は、人生を変えるスポーツに出会いました。

それがアルティメットでした。

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「大学から始めても日本代表になれる」

勧誘活動に使うビラ裏面にはそう書かれていまし

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【棚卸し】マネージャーは面白い①プロローグ

【棚卸し】マネージャーは面白い①プロローグ

新年が明けると、毎年お正月から走っていました。
全然体力ないけど、ないからこそ、今から始まるハードな生活をやり抜く為に、胸には炎をたぎらせ、走っていました。

気合いを入れ過ぎて、だいたい30分走っただけで、気持ち悪くなりながらヘロヘロになって家に帰っていたけど。

それが、社会人になってからのお正月でした。

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私は、「アルティメット」というフライングディスク競技のチームスタッフ

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#1【読書×体験】「学びの引き出し術」×棚卸しマガジン

#1【読書×体験】「学びの引き出し術」×棚卸しマガジン

私は肩をぐるんぐるん回して、新年を迎えるタイプの人間です。

あれほど、「良いお年をお過ごしください」と声をかけるのが好きなくせに、カウントダウンがゼロになった瞬間、昨年のことをすっかり忘れて、新年を思いっきり抱きしめるような人間です。

それはさながら、力の限り走り切った箱根駅伝のランナーを抱き止めるサポート選手のような、全速力で本殿に入ってきた福男を捕まえる神職のような。

待ってたぜ、202

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