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日本は神国である。永久不滅の国家である。


A級戦犯として極東国際軍事裁判で
裁かれた東条英機氏。


国外、国内でも戦争を先導した悪人として
未だに誤解されることがあります。


しかし、彼の遺言を見る限りにおいて、
最後まで人を恨まず、日本のため、
大義のため、
平和のために尽くした
人物であることが良くわかります。


戦争に反対だった昭和天皇の命により
東条英機氏は内閣総理大臣となります。


彼は何とか戦わずに済む方法を探し、
和平交渉を進めていました。


しかし、開戦せざるを得ないところまで
日本は追い込まれてしまいます。


開戦2日前、
彼は天皇が住まわれている方を向き、
夜中に号泣されていた姿を妻が見たと
言われています。


国民を戦争に巻き込み、天皇陛下の思いを
最後まで守ることができなかったことに
対する負い目がありました。


私達は彼がただただ日本を愛し、
平和を愛した一人であり、
命を懸けて日本を守ってくださった
英霊の方々のおかげで
私達の命があるということを
知らなくてはならないと思います。


東条英機氏の遺言を通して
日本人として心に響くものが
必ずあると思います。


《英米諸国人に告げる》

今や諸君は勝者である。我が邦は敗者である。
この深刻な事実は私も固より、
これを認めるにやぶさかではない。


しかし、諸君の勝利は力による勝利であって、
正理公道による勝利ではない。


私は今ここに、諸君に向かって
事実を列挙していく時間はない。


しかし諸君がもし、
虚心坦懐で公平な眼差しをもって
最近の歴史的推移を観察するなら、
その思い半ばを過ぎるものが
あるのではないだろうか。


我れ等はただ微力であったために
正理公道を蹂躙されたのであると
痛嘆するだけである。
いかに戦争は手段を
選ばないものであるといっても、
原子爆弾を使用して無辜の老若男女数万人
もしくは数十万人を一挙に
殺戮するようなことを
敢えて行ったことに対して、
あまりにも暴虐非道であると
言わなければならない。


もし諸般の行いを
最後に終えることがなければ、
世界はさらに第三第四第五といった
世界戦争を引き起こし、
人類を絶滅に至らしめることなければ
止むことがなくなるであろう。


諸君はすべからく一大猛省し、
自らを顧みて天地の大道に
恥じることないよう努めよ。






《日本同胞国民諸君》

今はただ、承詔必謹する
〔伴注:終戦の詔を何があっても
大切に受け止める〕
だけである。私も何も言う言葉がない。


ただ、大東亜戦争は彼らが挑発したものであり、
私は国家の生存と国民の自衛のため、
止むを得ず受けてたっただけのことである。


この経緯は昭和十六年十二月八日の宣戦の
大詔に特筆大書されているとおりであり、
太陽の輝きのように明白である。


ゆえにもし、世界の世論が、
戦争責任者を追及しようとするならば、
その責任者は我が国にいるのではなく
彼の国にいるということは、
彼の国の人間の中にもそのように
明言する者がいるとおりである。



不幸にして我が国は力不足のために
彼の国に敗けたけれども、
正理公議は厳として我が国あるということは
動かすことのできないことである。



力の強弱を、正邪善悪の基準にしては
絶対にいけない。
人が多ければ天に勝ち、
天が定まれば人を破るということは、
天道の法則である。
諸君にあっては、
大国民であるという誇りを持ち、
天が定まる日を待ちつづけていただきたい。





皇祖皇宗の神霊は畏れ多くも
我々を照らし出して見ておられるのである。



諸君、願わくば、自暴自棄となることなく、
喪神落胆することなく、皇国の命運を確信し、
精進努力することによって
この一大困難を克服し、
もって天日復明の時が来ることを
待たれんことを。








《日本青年諸君に告げる。》
《日本青年諸君各位》

我が日本は神国である。
この国の最後の望みは
ただ諸君一人一人の頭上にある。
私は諸君が隠忍自重し、
どのような努力をも怠らずに気を養い、
胆を練り、現在の状況に対処することを
祈ってやまない。


現在、皇国は不幸にして悲嘆の底に陥っている。
しかしこれは力の多少や強弱の問題であって、
正義公道は始終一貫して我が国にある
ということは少しも疑いを入れない。


また、幾百万の同胞がこの戦争のために
国家に殉じたが、彼らの英魂毅魄
〔伴注:美しく強い魂魄〕は、
必ず永遠にこの国家の鎮護となることであろう。


殉国の烈士は、決して犬死したものではない。
諸君、ねがわくば大和民族たる
自信と誇りをしっかり持ち、
日本三千年来の国史の導きに従い、
また忠勇義烈なる先輩の遺旨を追い、
もって皇運をいつまでも扶翼せんことを。


これこそがまことに私の最後の願いである。
思うに、今後は、強者に拝跪し、
世間におもねり、
おかしな理屈や邪説におもねり、
雷同する者どもが少なからず発生するであろう。


しかし諸君にあっては
日本男児の真骨頂を堅持していただきたい。


真骨頂とは何か。忠君愛国の日本精神。
これだけである。


私達が今、生かされているのは
このように自らの命を顧みず、
日本を守ってくださった
英霊の方々がいるからです。

決して恨みを残さず、
正義と大義を貫かれた崇高な
日本人としての精神がここにあります。

この方々に対する深い感謝の念を持ち、
その美しい日本人としての心と
日本を取り戻します。


美しい日本精神を取り戻すために
取り組ませて頂いています。
少しでもご関心がある方は
是非、ご覧ください。
お待ちしております。

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