渋谷駅南口と恵比寿駅のちょうど中間地点に位置する「改良湯」。どちらの駅からも徒歩で約9分くらいの距離。
2018年12月21日にフルリニューアルオープンをし、以来人気の銭湯となっているようである。
渋谷・恵比寿という街にある銭湯はどのような雰囲気なのか気になり足を運んでみた。

インスタ映えする銭湯屋？

今回は日曜日の19:00頃に来訪。いわゆるピークタイムに足を運んでみた。大通りから少し中の方に入り、住宅街の奥へと入っていく。すると自転車が大量に道沿いに並べられ始めている。何事かと思い、その並んでいる自転車に沿って歩いてみると現れるのが「改良湯」。
その外観はとてもお洒落で、大きな壁画と黒を基調にした近代的な建物が出迎えてくれる。実際に訪れていた時には、若い女性２人がInstagram用の写真を撮っていた…！
靴箱は約100個ほど。ピークタイムということもあり、９割程度はすでに埋まってしまっていた。この時点で「さぞ混雑しているだろう…」と覚悟することができた。客層は20~40代という感じ。子連れのお客さんもおり、銭湯内は非常に賑やかだった。
静かにゆっくりとお風呂を楽しみたいのであれば、ピークタイムは避けるべきである。

混雑すぎてもはやオアシスではなかった…が…

脱衣所もそれはそれはかなり混雑していたが、壁面も頭上も洗練されたデザインでかなり気持ちが良い空間であった。これが銭湯なのか？と思うくらいのアート感。興味がある方はぜひ足を運んでみてほしい。
がっ、服を脱ぎ、浴場へ行くと驚愕の風景が…。洗い場は18個。その全てが埋まっているのである。とはいえ、回転率は良く３分ほど待てばすぐに自分の番がやってきた。客層も良く、皆綺麗に洗い場を使っていた。
浴室自体は狭く、洗い場と浴槽２つ、水風呂、サウナがひしめき合って並んでいる状態。
今回訪れた時には、どの浴槽も足を伸ばせるような状態ではなかった。

料金はもちろん460円、サウナセットで810円となる。レンタルタオルセットは150円でしっかりとしたタオルが用意されていた。

サウナは８名くらいの定員。ほぼ満員ですし詰め状態でサウナは利用されていた。

女性風呂からはより一層子供の声が聞こえていたので、更に混雑をしていたのだろう。

非日常空間の銭湯「改良湯」

銭湯は日常の空間のイメージが強かったが、この改良湯はまさしく非日常空間。立ちシャワーは温度に合わせて青く赤く光ったり、間接照明で浴室が照らされているため、混雑していなければきっと幻想的な空間となっていただろう。

次は、ぜひ混雑していない時期を狙って湯を楽しみに来たいものである！

改良湯
住所：東京都渋谷区東２丁目１９−９
電話番号：03-3400-5782
営業時間：15:00~00:30 ※日曜日のみ13:00~23:00
定休日：土曜日
最寄駅：山手線渋谷駅より徒歩９分、山手線恵比寿駅より徒歩９分
ホームページ：https://kairyou-yu.com/

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