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『問いが見つかる本棚』やってます

こんにちは、TOIのタガイです。

わたしたちが実施している哲学対話プログラム『Think Out!』は吉祥寺の『バツヨンビル』のイベントスペースをお借りして開催しているのですが、そちらの地下1Fにはいろんな店主さんが棚貸しの本屋さんを出す『ブックマンション』があり、実はTOIも1店出店しております。(ブックマンションについてはこちら。今年クラウドファンディングで生まれたばかり!)

今回は、その本棚についてご紹介します。

東急の裏、ZARAの横にあるバツヨンビルの地下1Fがブックマンションです。階段降りて左手の本棚の真ん中あたりにTOIの本棚はあります。

■Think Out! のテーマに合わせた選書

まず、どんな本が置いてあるかですが、私たちが実施する哲学対話のプログラム『Think Out!』で毎回設けているテーマに合わせて選書をしています。(Think Outについてはこちらをご覧ください)

例えば、第1回のテーマ『考える』で選書した本はこちら。

『野生の思考』 クロード・レヴィ=ストロース

『ソクラテスの弁明・クリトン』プラトン

『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する』丸山 俊一

『自省録』マルクスアウレーリウス

『これからの「正義」の話をしよう』マイケル サンデル

『ヒューマン なぜヒトは人間になれたのか』NHKスペシャル取材班

『思考の整理学』外山 滋比古

『つながる脳科学 「心のしくみ」に迫る脳研究の最前線 』理化学研究所 脳科学総合研究センター

『暇と退屈の倫理学』國分 功一郎

『一九八四年』ジョージ・オーウェル

『思わず考えちゃう』ヨシタケシンスケ

『ボラード病』吉村 萬壱

『モモ』ミヒャエル・エンデ

そして、第2回のテーマ『生きる』で選書した本はこちら。

『夜と霧』ヴィクトール・E・フランクル

『その島のひとたちは、ひとの話をきかない――精神科医、「自殺希少地域」を行く』森川すいめい

『14歳の君へ―どう考えどう生きるか』池田 晶子

『生きているのはなぜだろう。』池谷 裕二

『100万回生きたねこ』佐野 洋子

『漫画 君たちはどう生きるか』吉野源三郎 (著), 羽賀翔一 (イラスト)

※既に売り切れている本もあります

■本それぞれに異なる”問い”がつく特製しおり付き!

そして、それぞれの本には、その本を読むことで深めることができる”問い”を書いたしおりがついてきます。

こんな感じ↓

1冊1冊書かれている問いが異なり、ほかにはこんな問いが書かれています。

『暇と退屈の倫理学』國分 功一郎 →「わたしたちはいつ考えているのか」

『その島のひとたちは、ひとの話をきかない――精神科医、「自殺希少地域」を行く』森川すいめい→「『生きづらさ』はどこから来るのか?」

『14歳の君へ―どう考えどう生きるか』池田 晶子→「人はなんのために生きるのか?」

などなど。ぜひお店で気になった本を取って問いを覗いてみてください。

■問いの循環で”誰かの問い”に出会える

さらに、第2回Think Out!からは参加される方にテーマに関連する本を譲っていただき、その方の問いと合わせて陳列する取り組みをはじめています。

その本を読んだ方から次の方へ問いが受け継がれるいわば”問いの循環”です。

早速、『生きる』をテーマに2名の方から本をお譲りいただきました。

今後もThink Out!の開催に合わせて本と問いを拡充していきますので、吉祥寺にお立ち寄りの際はブックマンションのTOIの本棚を覗いてみてください。


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