ユリシーズを読む|009.|2021.03.18.
こんにちは。
会社員が隙間時間に『ユリシーズ』という小説を読む、というどこかで聞いたことがあるような記事を書いています。
*『ユリシーズ』とは、ジェイムス・ジョイスという作家による20世紀を代表するとんでもない小説です。
*でもまだ、『ユリシーズ』の前に読んでおくべきというギリシア神話『オデュッセイア』とやらに挑んでいるところです…。
今日のオデュッセイア
父、オデュッセウスを探す旅に出ているテレマコスくん。
今、いるのはまだスパルテ(スパルタ)です。
古代ギリシアとかだと、戦争にいくのももちろん大変だけど、なんとか勝ったとしても、それから国に帰るまでも大変。
そうか、『オデュッセイア』って、今更だけど、戦争からなんとかして帰る物語なんですね。
邪魔をするのは神々。なんだ、神々は暇なのか?嫉妬深い?いやいや、ほとんどいいがかりだ。
『オデュッセイア』は、オデュッセウスが無事に国に帰る物語。その手本?見本?として、第四歌の半ばからは、神に帰国を妨げられた別の男が、自分はどうやって無事に国まで帰ったかを語る。
物語が入れ子構造になっているのかな?口承に近い成立をもつ物語は、文字でつくられた物語とは違う独特の展開構造をしていく。
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