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パレスチナの文化を感じてみて

おじいちゃんと思っていた人は実はお父さんだったわけなのだが、サバート家の3代目当主だった。孫もいるからあながちおじいちゃんで間違ってはいないのだが。

わたしたちは事務所のような部屋でお茶を飲み、わたしは質問攻めにあっていた。

どうして、パレスチナに来ているんだ?
どうしてここを知ったのか?
女の子一人で困っていないか?
ご両親は心配していないのか?

など

そうりゃそうでしょうよ。そうなりますよね。30代後半のわたしも見た感じ、特に服装髪型がこどもっぽいからなおのこと。

パレスチナをどんなに好きと思っているか、空のボトル片手に色んなん人に聞いてここまでたどり着けたこと、これは奇跡としか言いようがない!と多少大げさに言ってみたり、出会う人が優しくて今のところ困ってないけど困ったらよろしくね、とお願いし、両親は見守ってくれているから大丈夫よ、安心して!

わたしたちは質問と会話を繰り返し、わたしのパレスチナ愛が通じたのかあっという間に打ち解けた、と思われる。

さあ、案内するよ。

事務所の部屋を出てその先、すでにアラック独特の匂いが感じられる。突き当たりのドアを開くとその甘い匂いが充満していた。

このアラックはわたしの祖父が作り始めたんだ、1885年のことだよ。パレスチナの文化でありアラブクリスチャンの味さ。



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