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写真集ZINE『SunAraq vol.4 Beautiful Jenin』 と共に紹介したい曲 パレスチナ・ジェニン

いよいよ、明日4月14日に写真集ZINE SunAraq vol.4の発売です。
予約もボチボチもらっていてありがとうございます。

写真集ZINE『SunAraq vol.4 Beautiful Jenin』


noteでも何度かパレスチナの北部の都市、Jenin(ジェニン)のことを書いています。
去年はジェニンキャンプのフリーダムシアターに滞在していました。このことがかなり大きな人生のインパクトになったと思います。
本当にシアターのみんなを尊敬しているし大好きだしまた会いたいし日本の(日本以外も)友達に紹介したい!と思っている。

フリーダムシアターは文化を以て抵抗する。武装するのではなく、演劇で、写真で、絵で、アート、カルチャーで占領に抵抗することをしている。

あの場所で武装しないってどれだけハードなことか。わたしは武装に反対しているし、如何なる武器の存在にも反対の気持ちを持っている。
戦車が当たり前のように侵入し、簡単に若者を子供を老人をジャーナリストを殺害する。そのことを目の当たりにして(文章からの知識ではなく、この目で見て、この耳で銃声を聞いて)武器を持つことはダメだよ、なんて軽々しく言えないと思ったのが正直な気持ちになった。帰る場所のあるわたし、いつだってここから逃げ出せるんだから。

シアターは違う。わかっている。アートや文化にどんな力があるのか。M16よりもAK47よりもアートや文化が意識を変え、社会を変える力があることを。

SunAraq vol.4 Beautiful Jenin under ugly occupation

拙著の発売と共にこの曲を紹介したい。
Jamila & The Other Heros
Fragments of Palestine(Remembering Juliano Mer Khamis)

Julianoはフリーダムシアターの創設者の一人でもある。
2011年4月4日に何者かによって、フリーダムシアターの前で暗殺された。

彼を偲んで彼の生前の発言を用いて曲にしている。彼の言葉を一部引用する。

【歌詞抜粋】
We gonna liberate ourselves first by teaching values
Values of liberty women's rights, equality, freedom, freedom,
We are the freedom theatre, the individual freedom
The freedom to be what you are
The freedom to be independent
The freedom of belief
The freedom of the choice
At the end, you want people who can march with you in your values
no matter what nationality or religion
but free

今の日本の私たちにもグッとくる言葉、誰にとっても大切なことを言っている


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