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嫉妬をしない生き方: 幸せな人生を築くためのヒント

こんにちは皆さん、今日は「嫉妬をしない生き方」について考えてみましょう。
嫉妬は他者を羨む感情であり、自分を他人と比較して満足できないときに生じることが多いです。しかし、嫉妬はすべて悪いことばかりではありません。うまく扱うことで自己向上の助けにもなるのです。
では、どのようにして嫉妬から解放され、より豊かな人生を築くことができるのでしょうか?以下にいくつかのヒントをご紹介します。

認知の改善

嫉妬とは、自分の感情や欲望が勝手に作り出す幻想であることがあります。
情報不足や無知が原因となっている場合もありますので、より客観的な視点を持つために情報収集を心がけましょう。
客観的に自分や他人や現在の環境の「良いところ」「悪いところ」「出来ること」「出来ないこと」などを理解することで高確率で事象を読めるようになります。そうすると今まで嫉妬の対象となっていたことも「あたりまえ」の結果に見えるようになります。
自分の思考を磨くことで、より冷静で客観的な判断ができるようになり、嫉妬を抑える力を身につけることができます。

自己理解と自己受容

嫉妬の感情が湧き上がる時、まずは自己理解と自己受容を心がけましょう。自分自身を客観的に見つめることで、自分の欠点や限界を認識することができます。
それによって、他人と比較して嫉妬するよりも、自分自身の成長にフォーカスできるようになります。
嫉妬を自分に向けることによって、人の足を引っ張るマイナスのエネルギーではなく、自分の成長に役立てるバネとしてのプラスのエネルギーにすることが出来ます。

目標設定とポジティブな比較

嫉妬は他者の成功や幸福に焦点を当て、自分自身を否定してしまいがちです。
しかし、他人と比較するのではなく、自分自身が目指すべき目標を設定し、自己成長に注力しましょう。自分がどれだけ成長し、どれだけ前進したかを振り返ることで、ポジティブな比較ができるようになります。
それを続けることで嫉妬をするたびに自分を客観的に考え、成長の度合いの確認が出来るようになっていきます。
無理に嫉妬を消そうとしたり振り払おうとするのは無駄なエネルギー消費にもなりますので、無駄なことにエネルギーを使うのではなく、発生した嫉妬というエネルギーを自分のために消化しましょう。

焦点を他者から自分に

嫉妬の感情が湧き上がると、他人のことばかり考えてしまいがちです。
しかし、そのエネルギーを自分自身の成長や目標達成に向けることで、より意味のある生き方を見つけることができます。自分の可能性に集中することで、他者との比較から解放されることができます。
自分が勝手に発生させた嫉妬というエネルギーを他人に向けたところで他人を自分の思い通りに変えることはほぼ不可能です。
他人ではなく自分に向けることで自然と嫉妬という感情が徐々に変化していく事でしょう。

感謝の心を持つ

もう一つの考え方として自分に目を向けることが苦手な場合は、自分の持っているものを再確認して感謝することも有効です。
嫉妬の感情が湧き上がるとき、他者の成功や幸福に焦点が向かいがちですが、その代わりに自分が持っているものに感謝することを意識しましょう。自分の持つ幸せや才能、家族や友人との繋がりなど、大切なものに目を向けることで嫉妬の感情を和らげることができます。
一方で嫉妬の感情が起きやすい方は、客観的に自分を見る事が苦手な方が多いです。その場合自分のマイナス面しか認識することが出来ず、プラスの面を自分では認識できない可能性があります。
その場合は初めは不服であっても、自分の悪い面を良い面に言い換える練習から始めましょう。自分の悪い面ならばいくらでもあげられる場合はそれら全てを良い面として言い換えてメモを取りましょう。
それを続けることで少しずつ客観的に自分が見えるようになり、最終的には良い面や悪い面も客観的に受け入れられるようになるでしょう。

さいごに…

筆者は2007年から自主映画を作っているのですが、映画祭で賞をもらったことがありません。その話を自主映画仲間に話すと「悔しくない?他の人に嫉妬しない?」と聞かれるのですが全く嫉妬したことはありません。
それは作り手としてはマイナスに働いてしまって「だから爆発力のある作品にならないんだよ!」なんて言われたりもします。
しかしながら自分としてはそれでいいと思っていますし、それで納得しています。というのも「自分の得意不得意」「他監督の得意不得意」「映画祭の趣味趣向と商業性」を客観的に理解し、監督としての能力はあまり無く、映像カメラマンとしての能力は高いと思っているので当たり前の結果として受け入れています。
物作りの世界ではその結果を不服として他監督や他作品に嫉妬して想いをバネとして情熱を次回作に込める人間が成功していきます。
全ての嫉妬が悪いことだと思わず、自分がコントロールできる限りは嫉妬と向き合い嫉妬を活かして生活していく事も良いことだと考えています。

嫉妬をしない生き方は、自己理解と自己受容、目標設定とポジティブな比較、焦点の転換、認知の改善、感謝の心を持つことによって築かれます。
他人と比較することで得られる幸せは一時的で限られたものですが、自己成長や自分自身の価値を見つけることで得られる幸福はより豊かで持続的なものとなるでしょう。
自分自身を信じ、自分の人生を大切にし、嫉妬から解放された豊かな人生を築きましょう。



筆者:哉司
1995年から心理学に興味を持ち独学で学ぶ。
1998年からネットを主軸にカウンセリング活動を始める。以降経験や知識を活かして様々な分野で助言・参画などをしている。
映像ディレクター/自主映画監督/CGクリエイター/グラフィッカー/映像カメラマン/スチールカメラマン/Youtuber/俳優/地方創生活動/

監督・出演作品「殺し屋ジャスティスレッド」

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