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2024年型の部長/課長の役割とは?

「部長または課長に昇進したけれど、どんな組織を作ったら良いかわからない。。」
など悩んでいる方も多いと思います。
私は管理職を10年余りやっておりますが、当初は部下から総すかんになったり、小さなチームなのに縦割りになったり、失敗の連続でした。
そんな悩みが多い管理職ですが、答えが簡単に見つからないVUCA時代、どんなことをポイントに組織作りをするべきか私自身が悩んだ末に行き着いた3つのポイントを紹介します。


●自己紹介
・私はデジタルマーケティングを中心に企業のマーケティング部門に15年在籍し、広告プロモーションの全体企画・ディレクションを行なってきました。
・転職も何回かしておりまして、在籍した企業の規模は10名程度のベンチャーから100名規模、1000名規模、今は社員数2万人以上いる、いわゆるナショナルクライアントの宣伝部門で部門長を務めています。
・その意味でいろんなサイズでのプロモーションを経験しておりますので多くの方に共感いただける記事を共有できると思います。


①  集合知:組織の知恵を結集させる

日々答えのない課題に直面する現代の仕事ですが、それがゆえに一人のリーダーが答えを連発できる時代は終わりました。
ではどんな組織が勝率の高い組織になり得るか?
それは集合知が生まれる組織だと行きつきました。
言い換えると風通しの良い組織です。
部下一人ひとりが自らの意見を活発に交わし、上司に対しても意見をしっかり言える組織です。つまり意見が飛び交う組織です。
この豊かな知恵の交換が、集合知を生み出し、組織の革新を促進します。
ここまで聞くと、フラットな組織作りが大事なように聞こえるかもしれませんが、集合した知恵の中から方向性を決定できるリーダーがこれまで以上に必要になると考えます。

②  コンセプチュアルディレクション:大局的な視野を持つ


コンセプチュアルディレクションは、複雑な課題を大局的に把握し、物事を構造的に考えて、本質を見極める能力です。
このスキルは一昼夜で身につきません。私が行き着いたこのスキルを身に着けるための方法は、インプット(情報収集)とアウトプット(情報共有)を繰り返すことです。
あなたの意見を部下や同僚に伝え、フィードバックを受け取る。この繰り返しを続けることが近道だと感じます。

③  AIを乗りこなせる組織


集合知と共に勝率の高い組織に大事なのはAIをしっかり乗りこなせることです。
まずは管理職としてAIを楽しむことから始めましょう。そして、AIに興味がありそうなメンバーを見つけ、専門家として推進させることで、組織全体のAI活用を促進します。成功例も失敗例も率直に共有し、組織全体で学び合う姿勢が大切です。

①集合知 / ②コンセプチュアルスキル / ③AI乗りこなし
この3つが現代の管理職が念頭に置くべきキーワードだと感じます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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