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ぐるぐる思考の抜け出し方

このタイトルの絵、好きです。
さて、初心に戻ってセルフケアの話です。


ぐるぐる思考のプロフェッショナル


突然ですが、私はぐるぐる思考のプロフェッショナルです。
ぐるぐる思考とは反芻思考、すなわちひたすらネガティブな出来事を繰り返し思い出したり、考えてしまうことですね。
これが私は得意中の大得意。何ならカウンセリングよりも得意。

特に前々職の時には毎日のようにぐるぐる思考にハマり、抜け出せず、とりあえず現実逃避(ゲームやら漫画やら)することで一旦抜け出す(というかその間は考えずに済む)ことができていました。

でも、結局は一旦忘れているだけ(それも大事なんだけど)なので、ゲームを終えるとまたぐるぐる思考が始まるんですよね。
現実逃避をしていても、めちゃくちゃ小さい音で鳴ってるBGMのようにネガティブ思考が頭の後ろの方にちゃんとある感じ。
ちょっとでも気を抜くと、その日にあった失敗やら注意されたことやら後悔したことやら明日の不安やらが襲ってくる。

家に帰っても安心できないって結構辛い。


辛いということに気づけたので、まずは何とかしてみることにした


前々職にいた頃は毎日を何とかやり過ごすことで必死だったので、そもそもそういうことになってること自体気づかなかった。
しかし転職して専門学校に就職してからはだいぶ余裕ができました。とはいえ根っこの部分は変わってないので、ちょっとしたことでぐるぐる思考が始まったりすることはちょくちょくありました。
だってプロだもの。

とはいえ、そろそろアマチュアくらいにはなりたい。
何言ってるか分からんけど、とりあえずぐるぐる思考にちょっと本気で付き合ってみたいと思うようになりました。
辛いんだもの。


というわけで、最初にしてみたこと。
それは「書き出す」ということでした。


「外在化」(書く)


ぐるぐる思考というのは、基本的に頭の中で起こっていることです。
頭の中で起こっていることというのは、時に不明瞭で曖昧です。

もちろん何に悩んでいるかくらいはある程度自覚することはできますが、それは断片的なイメージだったり、きちんと整理されているわけではありません。
そして時に厄介なのは、辛いことが連鎖していくことです。
ネガティブなことを考えていて、最初はAのことが辛いと思っていたのに、考えているうちにそこからBのことにつながり始めて、それも辛かった。

私は割とそんな感じなので、いつの間にか最初の悩みから遠いところで悩んでいることもしばしば。

それを避けるために有効なのが、書き出すということ。
嫌だった出来事(ストレッサー)をノートでも何でもいいので書く。
その時に考えたことも書く。気持ちも書く。
とにかく、書く。

この角ということにはいろんな意味がありますが、大事なことの1つに「頭の中から一度悩み事を出してあげる」というものがあります。

書いたくらいで悩み事は解決しないことが殆どですが、下手すると雪だるま式に悩みが増えていくことがあるので、それを避けるためにも一度頭の中から出す。すなわち書く。

そうすると、とりあえず悩み事は一旦頭の中から出て、目の前のノートに形として出てきます。そして書かれているということは、「目で見る」ことができます。
それによって主観的だったものが、客観的に「モノ」として見ることができます。それだけでも一旦ぐるぐる思考を止められる。

もちろん悩み事自体の解決策を考えていくことが必要ですが、それはそれとしてまずしんどい根っこの「思考」の部分を止めるために、私はとにかく書いてみました。

ドントシンク、ドントフィール、ライト。とにかくライト。

やってみた結果としては、書くという行為自体が嫌なことを一旦思い出さなきゃいけないのでそこがしんどかったですが、ただ考え続けるよりは少し楽だった…かな?

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