最初に就職した病院を辞めて転職した時の話

色々理由はありましたが、とりあえず転職することにして病院を退職しました。実は辞めると伝えた時点では就職先は決まっていなかった。

転職したいから辞めるというよりも、まずは今の仕事から離れようという気持ちが最初にあったので。

んで、次に何の仕事をしようかなと思っていた時に浮かんだのが、「何か教える仕事をしたい」ということでした。
ちなみにその次に浮かんだのは「コンビニ店員」でした。コンビニ毎日行ってたし。

元々、教員を目指した時期があり、大学も教育学部の出身でした。心理学は全く関係ない。

人に勉強を教えるのはそこまで苦ではなかったし（上手い下手は別として）、実は医療職に就いている時も講義的なことをやっていた経験がありました。
院内の勉強会での発表とか、院外で大勢の前で話す機会もありました。時折分かりやすいと褒められることもあったので、教えることに対してはあまりネガティブなイメージがなかったというのも大きかった。

心理学って、どこで教えるの？

とはいえ、今から教員として国語やら算数やら英語やらを教えるのはかなり無理があるので、自分の手持ちのカードの中で一番頻繁に使っている「心理学」を教える仕事を探すことにしました。

真っ先に思いつくのは大学教員ですが、これはハッキリ言って無理だと考えました。大学で教員（講師とか教授とか？）に就くためには、大体論文をある程度書いていることが条件とされています。

論文ですか？最後に書いたのが修士論文ですかね？

そもそも私は研究がしたいのではなくて、ただ心理学を誰かに教えてみたい。自分の経験や知識を、それを求めている人に伝えてみたい。そういう気持ちだったので、それができれば別に大学である必要はないな、と考えました。

んで、どういうところでそれが可能かと考え、最終的に行き着いたのは「専門学校」でした。

全くの未体験エリア、専門学校

私は大学に進学したので、専門学校に進学した経験がありません。
友達に何人か専門学校に進学した人がいましたが、そこまで詳しく学校生活を聞いたこともなかったので一体大学とどういうところが違うのかが分かりませんでした。

ただ、色々調べたところ心理学を授業として行なっている専門学校は結構多かったので、「これは私の入る隙もあるのでは？」と考えました。

一応これでも大学院で（臨床）心理学を学んできた身ですし、単なる知識だけでなくて臨床をそこそこの期間行ってきたので、実際の臨床から学んだことも少しは話せる。と思う。

よし、専門学校に入ろう。いや教員として。

そう決めて、ハ◯ーワークの求人サイトをひたすら探す日々が始まりました…。

多分続く。