里親について

【里親制度について、
多くの方に正しく知っていただきたい】

皆さまは里親制度を知っておられますか?
また、どういった認識をお持ちですか?
養育里親登録の為の基礎研修にて、まだまだ里親制度は社会的に認知されていないという事を知りました。里親制度が認知されることに貢献出来るかは分かりませんが、私が習ったことを踏まえて、少し里親制度についてお話しさせていただきたいと思います。

『里親制度とは、さまざまな事情により生みの親のもとで生活が出来ない子ども(要保護児童)を自らの家庭へ迎え、都道府県からの委託を受けてある期間養育し、子どもの成長を目指すもの。』とあります。
児童福祉法という法律を基に、要保護児童の3分の1以上が里親家庭で生活出来ることを目標に、都道府県行政、児童相談所を中心に政策を進めているようです。しかし、現実は、里親家庭で生活している要保護児童は1割程度、残り9割の子供たちが児童福祉施設にて生活をしています。施設養護も素晴らしい制度ではありますが、集団生活であり家庭の環境とは程遠いそうです。やはり家庭で家族として特定の大人・兄弟と生活をするという環境が、子どもの精神的発育に大きく良い影響を与えるという事から、1人でも多くの要保護児童を里親家庭へ!という事が言われます。しかし、里親登録者の不足や、里親家庭などの現場と行政との温度差、また実親の問題などから、里親家庭への委託が進んでいない事が現状です。
私の口から言えることではないので、先輩の里親さんの言葉をお借りすると、『里親制度が広く正しく認知され、里親・里子仲間が増えて、みんなで声を上げれば、いづれは県や国も動かして、1人でも多くの子供が幸せになることが出来る!』という事です。

貼らせていただいた写真のパンフレットは、児童相談所の職員さん方が、1人でも多くの方に里親制度を知っていただこうと、街頭などで配って下さっているものです。ぜひ一度目を通してください

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