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何が良いのか分かるのは、センスじゃなくて経験値

3℃のLondon → 5℃のParis → 26℃のバルセロナ
と寒暖差にヒートテックを脱いで海パンに履き替えるくらい

やっぱ暖かいところは気持ちいいなぁ〜

あ、日本円の弱さ x 物価の高さはちゃんと感じてますよ。
簡単に言えば、全部が前の感覚より倍ってくらい。

「高いから、もう行けない」って人は行かなければいいし
「買ってでもしろ」みたいな経験、仕事のヒントはあるので
言い方は変だけど「年内には仕事で元が取れる」って旅にはしてます。

さてさて、皆さんはどうですか?

「センスいいですねぇ」

って言われたら、嬉しくないですか?
気持ち良くないですか?

センスの定義は、難しいんでわかんないけど
言われたら嬉しいですよね

蚤の市・アンティークショップを、何もわかんないながら回ってました。
アートやファッション、アンティークなんかはプロじゃないし
「自分が好きならいっかー」って所はあるけど、知ってたいという知的欲求はある。

ボクに置き換えると、ワインの経験があるので

1、何もわかんないけど興味はある
2、わかんないながら、とにかく触れる
3、調べつつ、見たら理解できるものがちょっと出てくる(自分の好みとかも出てくる)
4、人に説明する側に行く

「1万時間の法則」(知らない人は検索してね)みたいなのに乗っ取りつつ
わからないながら、とにかく取り組むというやり方。

もっと効率よく行くなら、知識ある人&プロに聞くのが大正解
ワインだとソムリエに聞いたり、ワインスクールみたいなのはあるけど
ここまで完全独学でワインやってきた効率悪い人間なんで、今さら生き方も変わらないというか。

今飲んでるワインの何が凄いかなんて、そうそうわかるもんじゃない。
飲んで、調べて、飲んで、調べて徐々にわかってくる。
センスがあるから「これだ!」ってワインの本質を見抜けることは、ほぼ無い。

ただ、人によって才能はあるかな。

ワインリストを渡して「これください」って言われて「おぉ、この人センスあるな〜」って思う時がある。
でも、フランス語のワインが列挙してる中から「センス」では頼めなくて、そこには経験値が必要。

ほとんどの人がブルゴーニュを飲む。
確かに聖域。ブルゴーニュは激うまい。

けど、他にもワイン産地なんかいっぱいあって、例えばアルザスにも「聖域」があって
そこのワインなんかは、何にも変えられない素晴らしいワインがある。

ただブルゴーニュを掘りまくりすぎて、センス感じる人もいる。

まぁ、調子こいてワインの話をしているが
ボクの知ってるワインラバーな方々は、ボクよりワインを飲んでいるし
ボクより経験値も高いし、ボクよりいいワインを持っている。

そーゆー人たちにボクは、どんなセンスを見せられるのでしょうか?
世界最高の甘口ワイン・ディケムを作るエリアでブドウの育成条件に欠かせない「シロン川」
その川に入って、冷たさを体験したことや
ロマネコンティの畑で寝てみたら、朝露でびちょびちょになって驚くほど身体が震えたことが生きる時は
来るのだろうか?

で、ワインの話はここまでにして、London・Parisと郊外に行き朝から蚤の市やショップを回る。
わからない。
オールドバカラを見ても、ラリックを見ても、サンルイを見てもわからない。
ダサいというか、わかってないから、とにかく見る。

で、部屋に戻って撮った写真と年代とかを調べる
そして、翌日も行く。

すると、ちょっとわかる。
お店の人も「これは、アシッドエッジングと言って」とか言ってくれても、ちょっと知識入れてきてるから
聞けるようになる。

で、これを買って帰ってカウンターでどう使うのかは、レストランのオオハシくんの仕事になる。
レストランの中では、ダサい仕事はしたくないし「センスある」って思われたら嬉しい。

ボクが「センス」を表現できるのは、フォローが男性比率73%のインスタとレストランだけだ。

手荷物で飛行機に乗れるリュックとスーツケースには1ミリの遊びもないくらい1930年代のバカラが詰まってる。
こっちの人は平気で邪魔だと、バシッとどかしたりする。怖い。こわたんだ。
そんなのを持ちあるいてるのに、まだ日本に帰らずLondonのアンティークショップを10日ぶりに今から周りに行く。

アホだ。
アホだけど、経験値上げて飲食人としていいセンス出せたらいいなって思う。

わかる。
この文章もまとまってない。でも、まいっか。

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