自分を甘えさせると、今が満たされる。
いつも何かに追われている気がして、なんだか疲れたなぁと思っていたのですが、この本を読んだらすーーっと心が軽くなりました。
・「あれもやらなければ、これもやらなければ」
「あれも終わっていない、これも終わっていない」という思考が頭の中をぐるぐる回っている。
・「これさえ終われば・・」「この忙しささえ抜け出せば・・」といつも思って頑張っているが、実際に忙しさが終わったことはないので、やりたいこともできず、ゆっくり休むこともできない。
(中略)
それって「忙しい病」かもしれません
この状態は「病」だと名前を付けてもらったことで、「なんだ。病気か。」と逆に心が軽くなったのです。
「忙しさのメガネ」とは
本の中で、「忙しい病」の人は「忙しさのメガネ」をかけていると表現されています。
忙しさのメガネとは、「足りないところが大きく見えてしまう」メガネのこと。
出来てないことや足りないところばかり大きく見えてしまうから、実際は大したことが無いことでも大きく感じてしまい、取り組むのを後回しにしてしまったり、不安ばかり大きくしてしまうメガネです。
わたしもいつのまにか「忙しさのメガネ」をかけていたと気づきました。
特に、知識不足により全体像が分からない会社の業務(経理・税・社会保険など)がとにかく怖くて、でも待ったなしの締め切りが迫る中、必死に業務をこなしました(産後1か月頃から。涙)
やっと知識や経験が追いつき、ちょっと光が差してきたと思って一度は心が軽くなったけど、いつのまにか無意識のうちに次のターゲットをメガネ越しに見ていました。
ダブル卒業の長男・次男の卒業関連の役員とか、経理の後処理とか・・いつまでたっても「終わった!」と思えずダラダラと頭の中が休まらなかったのは、メガネのせいだったと気づきました。
「忙しさのメガネ」の外し方
・「やり残した」ではなく「ここまでできた」と思う
この言葉が一番効きました。
「そうだよ、出来てるよわたし。えらい。分からなかったことがちょっとづつわかるようになってるじゃん!!」
と自分を認めることで、すーーっとメガネの色が薄くなるのを感じました。
・「とりあえずやってみる」で、不安を小さくする
とりあえずやってみる、は、やってました。
確かにやってみると、相手の全体像がわかり、攻略のめどが立って不安は少しづつ減ります。
でも、あまりにも相手がおおきくて、歯が立たないときは心が折れそうになるので、ハードルを低く、低くして、「ここまでできた」とこまめに感じるようにするのがいいかなと思いました。
「忙しい病」の予防法
1日5分からでいいので、リセットのために時間を区切り、自分のための時間を持つことが大事だそうです。
出来たら、寝る前と、起きてすぐの時間がいいとのこと。
これだったら、
・寝る前の5分に「できたこと」を、手帳に書き出してみる
・起きたら今日やりたいこと、ごほうびを妄想する
・何も考えずボーーーーーーーっとする
とか、やりたかったことを時間を区切ってちょっとだけやることで「忙しい病」をリセットできます。
やらなきゃいけない習慣ではなく、自分がやりたい習慣にしてしまうと、片付けや家計管理の時間も気持ちをリセットするための大切な時間になるんだな、と思いました。
たしかに、片付けも家計管理も、やると気持ちが満たされるから続けているんだなと気づきました。
・テーブルの上、床の上だけにはモノを置かない
・お財布からレシートを出してから出かける
とか、ほんのちょっとの習慣が、いい効果になって安定した暮らしの基礎になってくれていたんだなと再確認できました。
片付けも家計管理も、忙しくてやる暇がないー!と思っている人こそ、ちょっとだけやってみることで案外楽しいし気持ちいぞ?と感じるきっかけになるかもしれないなと思いました!
一緒にがんばりましょう~(^▽^)/
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?