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お金と仲良くなるために。【おこづかいプログラム】に取り組む理由。

2年前、娘が小学校にあがるタイミングで、この本を参考にしておこづかいプログラムを始めました。


■おこづかいプログラムとは

・おこづかいを5つの目的別に管理する。

1.ほしいもの(20%)おやつや、カードゲームなど
2.ひつようなもの(40%)靴、肌着・靴下などの衣類など
3.短い貯金(15%)1.2が足りなかった時の補填用
4.長い貯金(15%)高額なものが欲しい時の為の貯金
5.寄付・社会(10%)募金や社会貢献のため

内容も、割合も、目安としてあるものをとりあえずそのままで取り組んでいます。2年続けているけど、わが家は良い感じなのでこのままの内容で続けてみます。

・おこづかいをもらうには、家の仕事をする必要があることを話し合う。
お金を稼いでいるおうちの人の、家での仕事を分担することで、お金を受け取ることが出来る。おうちの人が、社会で仕事をした対価としてお金を受け取るのと同じことを家庭でも行う。

・おこづかい帳をつけること。
記帳、管理の基本が身につく。


■我が家での「仕事」とは


基本的に家の中の仕事すべてに対して「出来る事は全部自分でする」こと。
誰かだけに負担がいかないように、出来る人が出来ることをする、という基本ルールです


仕事、というのが大事なポイント。
お母さんのお手伝いではなく、家の仕事はその家に住む人全員の仕事、という事を徹底しています。
カーテンを開ける、布団をたたむ、身支度をする、朝ごはんを作る、片付ける、ゴミ出しetc...

■おこづかいプログラムのメリット

私は、家庭は公共の場だと考えています。
一人暮らしだけが、私的な場だと考えています。
自分以外の人と暮らすということは、全員が気持ちよく過ごすことが出来るように協力し合っていくことが大切だと思います。
お世話が必要なのは赤ちゃんの時だけ。
自分の事を自分でする力をつけることは、周りのみんなを幸せにする力になります。
このおこづかいプログラムに取り組む理由の中に、生きる力を身に着けて、まず自分を、そして仲間を助ける力をつけて欲しいという想いもあります。

■おこづかいプログラムに取り組む1番の理由


お金と仲良くなって欲しい
私も、子ども時代におこづかいをもらっていたけど、お金の使い方を教えてもらってはいなかったです。
なので、お金を使う喜びよりも、お金が無くなる恐怖のほうが大きくなってしまっていたと思います。
おこづかいをもらっている時は、自分で稼ぐことが出来ない年齢。だからこそ、使うことに対して、プラスのイメージを持つことが出来れば、その後、自分が収入を得るようになる時にもプラスに働くと思っています。

楽しくお金を使うことが出来る人は、楽しく仕事に取り組むことが出来る。

お金と仲良くなれる人は、仕事と仲良くなれる。
お金と仲良くなることは、人生の中で重要なことだと思います。


子どもたちにもお金と仲良くなって欲しいから、わが家はおこづかいプログラムに取り組んでいます。

今回は、おこづかいプログラムに取り組む理由のマインド編でした。
この本に出会って、お金教育の大切さに気付くことが出来ました。
前半は、ふりがな付のマンガがあるので、お子さんも読めると思います。
回し者ではないのですが。笑
とても参考になると思いますので、お子さんのいらっしゃる家庭では家族みんなで読んでほしいです!
子どもの頃に読みたかったなぁ・・・
この本は12年前に西村孝雄先生が翻訳された「子どものおこづかい練習帳」が元になっているそうです。アメリカで出版された「おこづかいシステム」を行う箱入りのキットを本にして出版したものだそうです。
その本物も見てみたいな~

実践編へ、続く。


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