見出し画像

中央アジアの優しいうどん ラグマンの地位を向上させたい(その1)

皆様は、蕎麦派ですか?うどん派ですか?


私は以前は蕎麦派でしたが、最近うどんもいいなあ、と思うようになってきました。一口にうどんといっても全国津々浦々で様々なうどんがあるのでしょうが、本日は中央アジアのうどん・ラグマンについて思いを馳せてみましょう。(冒頭の写真:タシュケントで食したラグマン)


ラグマン(Лагман)とはなんぞや

恒例になりつつあるChatGPTに聞いてみたくなりましたので、今回は3の法則を用いて聞いてみました。

食べたくなってきたじゃないか・・


私は若かりし頃からロシア・中央アジア料理に人一倍親しみを感じていたため好きな料理は枚挙に暇がないのですが、ラグマンは日本でも多くの方に愛され「中央アジアの優しいうどん」として好まれるんじゃないかな、と長らく思っておりました。


上の記述だと何だか辛〜いスープなのかな・・?と思われるかもしれませんが、辛味はほとんどないです。麺もコシがあり独特の風味いうことには間違いないですが、見た目とは裏腹に?優しいお味、そう、様々な野菜の旨味たちがお肉から出てきたアブラとスープの中で仲良く泳ぎ回っているお味ですよ。

日本でラグマンを食べることは出来るのか?

ロシア料理はともかく、日本ではなかなか中央アジア料理に触れる機会はないのでラグマンを食べることは難しいのかな、と思っていたのですが、東京および近隣県のウイグル料理店で提供されている例は割とありそうですね・・


ウイグルのラグマンとなるとウズベクのそれとはまた異なるのでしょうが、このあたりは別途調べてみたいところです。

思わぬ出会い・・・!

先日妻が子供たちとカップヌードルミュージアム横浜に遊びにいったのですが、仕事から帰って話を聞いておったまげてしまいました!


なんと、ミュージアム内の「NOODLES BAZAAR -ワールド麺ロード-」という世界の様々な麺が味わえるフードアトラクションで、ラグマンを食べて来たなんていうのです。


ただし、「ラグマン(カザフスタン)」と表記されており、妻曰く「あぁ、これこれ!」となる味には少々遠かった、とのこと。


カザフスタンも何度か訪れたことがありますが、あいにくラグマンに巡りあったことはありませんでした。やはり中央アジアその他各地でのバリエーションは多いのでしょうね。うちの家族はウズベクラグマン寄りなのだと思います。

誰もがラグマンを食べるには

今回ウズベキスタンという文脈以外でのラグマン(日本で食す可能性含め)を知ることが出来て良かったと思っています。


ただし、提供している店舗数や認知度という意味ではまだまだマイナーな料理ですよね。


かたや、年間1,000億食以上もの巨大市場でトップクラスのシェアを誇るであろう日清カップヌードル(地球を飛び出し、宇宙でも食されている)の存在感といったら・・!


そうです、既に天下の日清食品様がラグマンを調理・提供しているということは、見方によってはもうすぐそこまで来ているということです(笑)


私は居ても立ってもいられなくなり、日清食品の皆様にメールを送ることにしました。

日清食品グループの皆様


こんにちは、いつも美味しいインスタント食品の提供を有難うございます。関東在住の二児のパパがメッセージを差し上げております。


(中略)


この一方で、学生時代から東京近郊のロシア料理レストランをある程度探訪しましたが、中央アジア料理を扱っているレストランはごく少数と思われ、日本でラグマンを気軽に食べる機会なんてこの先なかなかないかなぁ、、と半ば諦めていたのが正直なところです。


ところがこの度の機会で、貴社ほどの会社が既に関連施設内のレストランでラグマンを調理・提供していることを知り大きな期待・希望を抱きました(!)


以上より、是非とも貴社のノウハウおよび長きに渡る経験を活かし「日清カップヌードル ラグマン ~中央アジアの優しいうどん~ 」の商品化を(地域限定などでも)ご検討頂きたく、居ても立っても居られず本日メールを差し上げた次第です。(全力でテストマーケティングに協力し、全力で食べて全力で宣伝する所存です)。

黒澤たけしによるメール(抜粋)


中略もありますが、凡そ以上のようなメールを日清食品グループの皆様に送ってしまいました!私の中の熱狂とユーフォリアのせいです(笑)


回答内容についてはある程度予想出来ますが、果たしてどのような返信が来るのでしょうかね・・・返信の内容とそれに対する反応につきましてはまたの機会にお伝えしたいと思います。


ちなみにロシア語で使われているキリル文字で「うどん」と書くと「Удон」となります。


本日もお読み下さり有難うございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?