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おてつたび体験記 旅館さわき (愛媛県 今治市大三島町)

 久しぶりのおてつたび体験記の投稿です!
今回の投稿では、9回目、11回目のおてつたび先となる「旅館 さわき」での様子について記していこうと思います。こちらの旅館は愛媛県今治市の「瀬戸内しまなみ海道」の島々一つである「大三島」にある旅館です。訪れた期間は2023. 4/7~5/1と5/15~5/28の二つに跨って再訪しました!おてつたびを通して大三島での島暮らしの様子をご覧ください!
(※間の期間は10回目のおてつたび先となる「宮川洋蘭」に訪れており、その様子は下記の体験記にまとめているので、そちらもどーぞ!👇👇👇)


・名古屋からバスで10時間…。大三島に上陸!

 名鉄バスセンターから松山・八幡浜方面の夜行バスに乗車して、おてつたびが始まりました。名古屋から愛媛に向かう際は、よくこの夜行バスを利用します。起きたらそこは「松山市駅前」。ここは一人旅でも、このおてつたびでも頻繁に降り立つ中継地点です。ほんとよく見慣れた松山に到着しました。
 ここからはさらに特急バスに乗車して、瀬戸内しまなみ海道の島々を渡りながら大三島に向かいます。過去の一人旅でサイクリストの聖地とされているしまなみ海道を自転車で走破したことがあり、景色がとても懐かしく思いました。(その一人旅では、香川の琴平金毘羅山の石段を上り下りした後に松山に移動して、翌日にはしまなみ海道を1日で走破して、その日中に名古屋に帰るというあまりにも過酷な旅をしたことも後日お話ししたいですね…。)

 名古屋から出発してバスで約10時間。
お世話になります、大三島。
この日は、受入先の方々にご挨拶をして荷物を置き、伊予国一の宮とされている「大山祇神社」へのお参りと近くの港でとてもきれいな夕陽を眺めていました。

旅館さわきの近くにある「宮浦港」から見た夕陽

・初めての「旅館」のおてつたび

 これまでのおてつたび先でホテルは多く参加したのですが、「日本旅館」は初めてでした。洋風とはまた違って、ベッドではなくお布団だったり、畳の香りなど日本人でありながら和風な雰囲気を改めて感じることができて、とても新鮮でした。ではここから、おてつたびの様子を紹介していきます。

▶一日のスケジュール

(例1)朝~昼過ぎ
6:00 起床
7:30 お手伝い開始 朝食の準備
10:00~10:30 ちょっと間食タイム
10:30~ 後半 客室の片付けなど
13:30~14:00 スタッフ皆さんで昼食
15:00 午前の部 終了

(例2) 夜のみ
17:00~ お手伝い開始 夕食の準備
22:00 お手伝い 終了

(例3)例1と例2の混合
朝食と夕食の準備の場合もあります。

 私が参加した時のスケジュールは上記のようでした。ただ、時期などによっては業務内容や時間帯が変動するのであくまでも参考程度に…。

若女将さんが撮って下さいました!📸

▶女将さんが作って下さる豪華なまかない

 旅館さわきでのおてつたびでは、昼ご飯や晩ご飯として女将さんが豪華なまかないを作って下さいます!時々お弁当に鯛のお造りなどが入っているととても嬉しかったです!✨私は結構ご飯を食べる方なので、白米や鯛の炊き込みご飯を2パック作って下さいました!
 いつも本当にありがとうございました!おいしかったです!

女将さんが作って下さるまかない

▶終えた感想

 毎日大変だったけど、それと同じくらい毎日楽しかったです!!
朝食や夕食は何十種類の食器を何十枚と用意したり運んだり、大量の浴衣やタオル類を集めて、5月にも関わらず初夏の陽気で屋外に全て干したり、予想以上に体力が必要でした。ですが、そんな舞台裏を知ったうえでお客様が喜んでいる姿を見るととても楽しかったです。旅館さわきの夕食は鯛のお造りをはじめとした豪華な舟盛りなどが有名です。料理をお部屋に持っていくと喜んでもらえたり、外国人のお客さんは歓声を上げたりと、料理を持っていく私も楽しかったです。
 また、大三島をはじめとするしまなみ海道はサイクリストの聖地として外国人観光客に人気の観光地であり、旅館さわきにも時々、外国人の団体ツアーが泊まりに来られます。大きなスーツケースを何十個とお部屋に運んだことはかなり大変でした。私はさほど英語は流暢ではないのですが、中高の英語の知識をフル活用して頑張って英会話を試みました!小さな大三島でも英語が必要なのかと驚きました!
(※ちなみに、「おてつたび倶楽部」にて、旅館さわきでの1日のお仕事の流れなどをまとめたものを投稿しているので、もしよければそちらもcheckしてください!)

地図には載ってない大三島の絶景

・充実しすぎたおてつたびの休日✨

▶電動自転車をお借りして島中を駆け巡る!🚲

 旅館さわきではおてつたびの方に、電動自転車を貸していただけました。そのため休日などは、ひたすら大三島やその周辺の伯方島や生口島、因島などを走り回っていました(笑)おてつたび期間中に大三島だけでも5周しました!もう大三島のことでしたら何でも聞いてください!今でも大三島の風景が頭を過ります。他にも休日1日で大三島を起点にして伯方島、生口島をそれぞれ1周する、走行距離100km以上のサイクリングをしました。これはさすがに大変でした。4月の桜の時期から5月後半の初夏にかけて、季節の移ろいを感じながらしまなみ海道を楽しみました。
 おてつ「旅」でありながら、ある一つの場所で長期生活すると、嫌でもその地域を熟知することができるのが「おてつたび」の強みです。

道の駅 多々羅しまなみ公園 サイクリストの聖地

▶大三島のグルメを堪能!愛媛県の鯛料理に感動!

 こんな島中を走り回っているとお腹も空いてきます。受入先のスタッフの方々にも教えてもらいながら、様々な大三島グルメを堪能してきました。
 美味しかったお店を簡単に紹介します!!

・よし川
 海鮮丼をはじめ、鯛料理である「タイの兜揚げ」「タイの頭の煮つけ」などがとても美味しかったです!あまりにも美味しかったので2回行ってます。

海鮮丼と鯛の兜揚げ定食

・WAKKA
 宿泊施設もありながら、カフェも営業しています。テラス席では愛媛と広島の県境を跨ぐ「多々良海峡大橋」を眺めながらおいしいスイーツを堪能できます!心地が良かったので平日に3時間くらいボケーっとしてました。

洋ナシのカスタードタルト

【WAKKA 公式 HP👇👇👇】

・BUBUKA
 多々良海峡大橋とは反対側で、島の南側にお店があります。日替わりランチが有名で、ここもテラス席があり、こっちは「来島海峡大橋」を眺めることができます。ここの近くに私が名も無き隠れビーチを見つけました。

BUBUKAの日替わりランチ

【BUBUKA 公式 HP👇👇👇】

▶仲の良いおてつたび友達の誕生日ムービー作り!

 また別の受入先にて、おてつたびを通して知り合った仲間たちと半年以上が経った今でも連絡が続いており、メンバーの一人がもうすぐ誕生日だったので、せっかくなので自然豊かな大三島でバースデームービーを撮影しました!
 おてつたびを数多く経験していると、無限に、全国に、このような友人を作ることができます。するとどうなるか?例えば、とある県を訪れる時に「この観光地に行こう」という発想から「この人に会いに行こう」というように、観光資源にあたるものが「物」から「人物」へと変化していき、これまでになかった旅の楽しみ方が生まれました。

~ NyooN ~

▶【おてつたび】の言葉一つで繋がる人とのご縁

 まずはこちらの写真をご覧ください!👇👇👇

皆さんとご飯に行ってきました!

 僭越ながら、写真中央のアロハシャツを着ているのが私でございます。
この写真について説明させてください。私の両サイド2名の女性が、おてつたびに参加している「おてつびと」になります。写真両端の男性2名が旅館さわきの受入先の方々です。また残りの3名が、大三島にあるまた別のおてつたびの受入先の方々になります。
 最初は皆さんと「はじめまして」の初対面の状態だったのですが、「おてつたび」という言葉一つで、関係性が生まれて親睦を深め、皆さんと一緒に夕食を楽しむことができました。もし、「おてつたび」というものがなければ、皆さんを知ることも、お会いすることも無かったでしょう…。
 ほんと「おてつたび」のポテンシャルの高さに驚きます。

▶受入先の方に「大三島マップ」をプレゼント🎁

 雨ニモマケズ、風ニモマケズ、大三島での約1ヵ月間のおてつたびが終わりました。自転車で島を駆け巡り、気づいたら島5周…。坂道を登って、幾度と橋を越えて次の島へも足を運んで、グルメも堪能して。これらの記憶を全て1枚の紙に書き出してみようと思い立ったら、いつの間にか「大三島マップ」が出来上がりました!旅館さわきの方々に、いつもお世話になったので、少しばかりそのお礼として、次に来られるおてつびとなどに向けて作りました!
 また、このマップは別件で、とある友人から「これまでに日本の全部の都道府県に訪れたのなら、今までに訪れた場所、元々知っていた各地の知識とか、全部使って全都道府県の観光マップを作ってみてよ」という依頼を受けていたので、この案件と合わせて作製しました!(※ちなみに、この全国マップは半年前に北海道から描き初めて、関西圏を少し飛んで、九州まで来ています。作り始めたらなかなかに壮大で、完成し後日公開したいですね。)

しまなみ海道が通るすべての島マップ
大三島、生口島、伯方島にフォーカスしたマップ

・最後に…

 ここまで読んでいただきありがとうございます。旅館さわきさんはとても素晴らしいおてつたび先でした!
出発の日が近くなると女将さんから「ずっと居てくれればいいのに~」と言って下さって寂しさ半分、こんなにも良くしてもらえてとても嬉しかったです。まかないのお弁当をはじめ、パンや飲み物も時々おすそ分けしてくださって、部屋着まで1着頂いちゃいました!ほんとに楽しい毎日でした。過去に、しまなみ海道サイクリングで少しだけ通った大三島がこんなにも魅力的だとは「おてつたび」を通して知ることができました。従来の旅の延長に、あまり人が訪れない自分だけの秘密の場所を見つけたり、地域の人と交流して、新たな交友関係を気づく「おてつたび」いかがでしょうか?


【旅館さわき 公式HP👇👇👇】

【おてつたび 公式HP👇👇👇】


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ご精読ありがとうございました。
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サムネイル:大三島から見た多々羅海峡大橋

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