追求するうち思えば遠くへ来たもんだ ─いまここに集う、わたしの想い─
2021/08に発行した社内外報「BA MAG 2021」。そのコンテンツをnoteでもご紹介します。今回は、インタビュー企画「いまここに集う、私の想い」4本目をお届けします。
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この夏、11期目に突入したツクルバ。
理念体系やロゴが刷新されたり、人数が大きく増えたり、働き方が変わったりといろいろな変化が続いています。
そんな中、cowcamo プラットフォーム事業部 デザイン統括室 室長・プロダクトデザイン統括の光井がいま想うことは?
光井 英子(Eiko Mitsui)
cowcamo プラットフォーム事業部
デザイン統括室 室長・プロダクトデザイン統括
IT 事業会社にて金融・コンテンツ・国際EC などさまざまな事業領域の立ち上げ・リニューアルのUI/UX リードデザインを担当。2018 年2 月ツクルバにジョイン、カウカモアプリや業務支援SaaS などのプロダクトデザインを担当し、プロダクトデザイン責任者を経て2021年8 月より現ポジション。
未来を想像する作業は思いやりと似ている
デザインって情緒的なものだと思われるんですけど、自分としては、情緒と論理、ミクロとマクロの両面からの視点を持つようにしてます。仕事哲学……って言っちゃうと恥ずかしいですけど。
未来を想像するためには情緒的なセンスだけじゃダメなんですよね。なぜそうなのか、論理的・構造的にも捉えなきゃならなくて。そこは建築と一緒ですよね。構造を適当にやったら倒壊しちゃうんで(笑)
プロダクトデザインが面白いのは、体験にすごく色んなケースがあること。アプリを使うのはどんなタイミングなのか、時間帯なのか、どこでなのか、どんな気持ちでなのか、その前後とか瞬間とかをイメージしつつ、「これならいい体験ができるんじゃないか?」って想い描いて創る感じです。つまり、論理や構造は想像を支える柱であり制約でもあるんです。
"Make one's day" って言葉があるんですけど……些細なことでも、誰かの1日を彩るようなものを私は作りたいし、そのために事業にとってデザインが必要なんだと思ってる。単純に便利だからってだけじゃなく、やっぱり “ 好きだから選ぶ” っていうのは人生にとって意味があると思うんです。そうやって愛されて、かつビジネス的にも健全なサイクルを回してるっていうのが「文化になる」ってことなのかなって。
変わり続ける中で抱くDNA
-以前のインタビューで特に共感していると仰ってたクレドの「Philosophy&Business」はなくなっちゃいましたね?
いや、そうなんですよ! でも、その想いは自分のコアにあるんです。消えてなくなったわけじゃなくて、VISION の「やがて文化になる」みたいな部分とシンクロしてるんだって理解してますね。理念体系を見つめ直すのは、今までのDNA を残しつつ、新しい一歩を踏み出す意味があったと思います。
最近特に思うのは、意思を持って変化に挑んでいくっていうのはツクルバの一番好きなところかなって。そこには痛みを伴う部分もあると思うんですけど、それでも未来に向かって変化を選び続ける姿勢に共感するし、みんなが自分なりに受け止めて、日々の業務に落とし込んでいくスタンスも素敵だなって思います。
自分が想像もしてなかったところに今いるなぁって思ってるんです。カウカモのことをずっと考えてるうちに、結果ここにたどり着いたというか(笑) なんか、全然見知らぬところに連れてってくれてる感じは、ツクルバに入ってからずっとあるかな。
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